2019年も4月27日(土)から東京・新国立劇場 中劇場にて、8月からは、大阪・松本・仙台・広島・名古屋にて丸美屋食品ミュージカル『アニー』を上演する運びとなりました。本作は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)」をもとに、1977年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカルです。同年のトニー賞において、作品賞をはじめ7部門を受賞し、現在も世界各国で上演され続けています。日本公演は、日本テレビ主催で1986年にスタートした初演から上演を続け、全国で約176万人を超えるお客様にご覧いただき、今回で34年目を迎えます。
2017年に『ジキル&ハイド』『ローマの休日』『ラ・カージュ・オ・フォール』『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』などミュージカルやストレートプレイとジャンルを超えて幅広く活躍する山田和也を演出に迎え、大幅なリニューアルを行って3年目となりますが、今年も個性と実力を兼ね備えた2人のアニー・岡菜々子(おかななこ)&山﨑玲奈(やまさきれな)と12名の孤児役、12名のダンスキッズ役も生き生きとした魅力にあふれています。そして大人キャストには、2017年公演より3年連続出演となる ウォーバックス役の藤本隆宏、ルースター役の青柳塁斗に加えて、ハニガン役には『NEWヒロイン~女たちよタフであれ!~』以来7年振りの舞台出演となる早見優、グレース役には元宝塚娘役トップの蒼乃夕妃らを迎え、人気と実力を備えたメンバーが新たに加わります。
アニー役(チーム・バケツ):岡菜々子
お稽古があっという間で本番と思うとお腹が痛くなるし、人がいっぱい動くシーンとか、舞台稽古でセットが沢山入ってきたときは、大変だなあと思ったけど、チームバケツとモップのみんなが楽しくお話をしてくれて緊張がほぐれるので、最後まで頑張りたいと思います。
同じアニー役の山﨑玲奈ちゃんとは、周りからはすごく仲良いねと言われます!
ゴールデンウィークはなくなっちゃうけど、家でゴロゴロしているより舞台をやっていた方が楽しいかなと思います!自分が出ているところも見て欲しいけど、みんなの個性も出でいるので、そこにも注目して欲しいです。
アニー役(チーム・モップ):山﨑玲奈
初めての主演のミュージカルなので、頑張ってお客様達に自分のアニーを伝えられるように頑張ります。
キャストのみんなの動きに合わせて、自分の段取りをおうのが難しかったですが、流れでやってみると楽しくて、すごくワクワクしています。最後にみんなで出るクリスマスのシーンが素敵なので、そこを見て欲しいなと思います。
早見さんは、休み時間とか普段は優しいのにお稽古に入るとガラッと変わりすぎて、アレ?っとなっちゃいますけど、ハニガンにちゃんとなれていてすごいなと思います。
ゴールデンウィークというより今の季節がわからなくなるくらい集中しているので、疲れは溜まっているかもしれないけど、家にいるよりみんなでワイワイやっていたほうが、絶対楽しいなと思います(笑)
ウォーバックス役:藤本隆宏
私は3年目ではありますが、3年目といっても新しい演出もたくさんあって、全く違う作品になっていますし、アニー2人の歌声が素晴らしく、とても素直に芝居をするので、今からすごく楽しみにしています。
アニー役の2人は、形の演技をせず心で演じているところと、サンディに大変な思いもしていたようですが、ちゃんとコミュニケーションをとっていたので、素晴らしいなとおもいました。二人で励ましあっているところが、微笑ましくて、本当に仲がいいなと思います。サンディが変わったことも見所の一つかな。そして本当のブロードウェイで観ているかのような、早見さんのセクシーさとキュートさにも注目してほしいです。実は早見さん、ご自身が出ないシーンの稽古を傍でご覧になってたんですが、泣いていらっしゃって、涙を拭いながらご自身の出演シーンのお稽古に出られていました(笑)ストーリーの素晴らしさと楽曲の素晴らしさ、そして頑張っている子供たちの姿が、こんなに長年続く作品のポイントかとおもいます。
ハニガン役:早見優
初めてアニーに参加させていただきましたが、幕が開くことにすっごく楽しみな気持ちです。1ヶ月みなさんとお稽古をさせていただいて、本当に楽しかったので、早くみなさんにも楽しんでいただけたらと思います。意地悪な役は初めてで、話し方など、演出家の方に色々アドバイスをいただき、今はすっかりハニガンが降りてきていて普段からいじわるになっています(笑)心苦しさなどはなく、役としてはすごく楽しいです。アニーとウォーバックスの2人の歌を聴いているとキュンキュンしますし、感動して涙が出るくらい入り込んでしまいますね。お客様には、子供たちや、アニーを筆頭に強く生きていく女性の姿、そして素晴らしい楽曲などワクワクするものばかりなので、そこをぜひ楽しんでいただけたらと思います。