公演前日に囲み会見があった。登壇したのは和田琢磨、伊崎龍次郎、藤原祐規、松本祐一、富田 翔、足立英昭、鈴木裕斗、桝井賢斗、 大高洋夫、川下大洋。大きな作品であるだけに大高洋夫は「原作のプレッシャーがあります」とコメント。また和田琢磨は「女性と男性の両方を演じます」と挨拶。女性役は初めてなので所作には苦労した様子。同じくW
キャストで春琴を演じる伊崎龍次郎も「自分なりに美しく、を心がけます」とコメントした。佐助を演じる藤原は「佐助はよくここまで春琴を愛したな、と……究極の愛、応援してもらえるような2人に」と役柄を”解説”。また、この極上文学の特徴は公演回によって俳優の組み合わせが変わる、ということ。和田琢磨は「様々なキャストの組み合わせがあるので、新しい発見があると思います」とシリーズの良さを語った。足立は「作品自体が繊細なので、丁寧に伝えていきたい」と意気込んだ。10回目を数える今回の公演、シリーズの歴史に新しい1ページが加えられる。
[公演データ]
本格文學朗読演劇 極上文學 第 10 弾『春琴抄』
演出:キムラ真(ナイスコンプレックス)
脚本:神楽澤小虎(MAG.net)
音楽:橋本啓一
出演:〈読み師〉和田琢磨、伊崎龍次郎、藤原祐規、松本祐一、富田 翔、足立英昭、鈴木裕斗、桝井賢斗、 大高洋夫、川下大洋 〈具現師〉赤眞秀輝(ナイスコンプレックス)、福島悠介、 神田友博(ナイスコンプレックス)、 濱仲太(ナイスコンプレックス)、太田守信(エムキチビート)
日程:東京公演:2016 年 6 月 16 日(木)~6 月 19 日(日) 全労済ホール/スペース・ゼロ
大阪公演:2016 年 6 月 25 日(土)~6 月 26 日(日) 大阪ビジネスパーク円形ホール
公式サイト:http://www.gekijooo.net/
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取材・文・囲み撮影/高浩美
舞台写真撮影/金山フヒト
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