「王室教師ハイネ」(原作:赤井ヒガサ 月刊「Gファンタジー」にて人気連載中)は、王子を教育する専属家庭教師=王室教師としてグランツライヒ王国に招かれたハイネ・ヴィトゲンシュタインが、 美形だが曲者揃いの4兄弟王子を立派な次期国王候補に育て上げるべく奮闘する王室コメディとなり、2017年春にTVアニメ化(テレビ東京ほかにて、2017年4月~6月放送)、同年秋に舞台化(2017年9月7日~18日上演)され、アニメと舞台のメインキャスト陣を同一キャストが務めるという新たな取り組みを行ったことでも話題となりました。
そして本日2月16日(土)よりTVアニメのその後を描いたオリジナルストーリー、劇場版「王室教師ハイネ」が公開。上映後に行われた舞台挨拶では、阪本奨悟の「パラレルな関係」のBGMとともに、植田圭輔(ハイネ役)、安里勇哉(カイ役)、安達勇人(ブルーノ役)、廣瀬大介(レオンハルト役)、橋本祥平(イヴァン役)、阪本奨悟(ユージン役)の6名が登壇しました。大きな拍手に迎えられ、キャストたちは元気いっぱいの笑顔で登場すると、植田は「眠たい人ー?いっぱいいるじゃない?朝早くからありがとうございます!」と感謝を述べ、阪本も「皆さまにお会いできて光栄です!」と本作より新キャストとして参加できる嬉しさに満面の笑み。フォトセッションではカメラマンに対し「橋本いないバージョンも?」の発言に、橋本が「待て-い!」とツッコミを入れ、仲の良さが伝わる一幕となりました。
ついに公開を迎えた感想を聞かれると、植田は「朝から多くの方とお会いできて、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。」と語り、安達は「最高ですね。新しく素敵なキャストが追加され、大きなスクリーンで今日を迎えられるのは皆さんのおかげです。」と感謝を伝えました。またアニメの声優を初挑戦した橋本は、「初めてのアニメのアフレコが劇場公開され、皆さんの前に立たせていただくなんて贅沢だなと思います。幸せな気持ちでいっぱいです。」と本作品に参加できた喜びを語りました。作品の見どころを聞かれると、植田は「4人の王子と双子王子の成長」を通して「見終わった後に、優しい気持ちになれる作品」と答え、廣瀬は「合唱の練習シーンで(阪本が)ちゃんと歌おうとして、監督から無邪気に歌ってと言われてた(笑)」と現場の裏話も紹介しました。物語では“歌”が王子たちの絆をつなぐキーとなっており、美しい映像とともに披露される圧巻の阪本の歌唱力に「耳が癒やされる!」とキャストたちは声を揃えました。そして途中退出となる安里は、残るキャストに「頼んだ!」と託し、カイの声で「みんな、バイバイ…」と会場を盛り上げると、大きな拍手に見送られ会場を後にしました。
続くトークテーマでは、原作者の赤井ヒガサ先生から届いた「もしもみなさんが、グランツライヒ王国のヴァイスブルク宮殿に招待されて、丸1日過ごせるとしたら何をしたいですか?」という質問に対し、廣瀬は「シャドーと遊びたい!」と提案。それに対し植田は、「シャドーの上にアデルと乗って遊びたい!」と話すと、続く安達は「一緒に釣りしたい!(笑)」と徐々に大喜利合戦のような空気に。満を持して阪本は「広さ活かして鬼ごっこしたい!!!」と子供のような発言に、会場は笑いに包まれました。
そして、MCよりサプライズレターを書いてきた王子がいるとの情報にざわつく会場。なんと橋本から植田へ「今にも溢れそうな植田くんへの愛をお手紙を通してお伝えします」と、サプライズで手紙を読み上げました。突然のサプライズに植田も「え!?」と驚きを隠せない中、橋本は本作品で初のアフレコとなる自分に対し、植田がアフレコ前に一緒に準備をしようと言葉をかけてくれたという心温まるエピソードを披露。橋本は「漢として惚れています。」と植田への愛を語り、手紙の締めくくりでは「漢は身長ではなく、懐の大きさだと思います!」と会場を沸かしました。手紙を受け取った植田は、「感動して涙が出るんじゃなく、笑いすぎて涙出てきた!」とサプライズの手紙に大爆笑。キャスト同士の仲の良さが全面に感じられ、会場は温かい空気に包まれました。
イベント終盤の挨拶では、阪本は「待ちに待った公開日となり、たくさんの方に集まっていただき幸せです。」と喜びを語り、橋本は「皆さんから現場で様々なことを教えていただき、ついに皆さまにご覧いただけるのが嬉しいです。」と初めて声優として本作品に携われた感動を表していました。さらに挨拶中、安達が阪本のものまねを披露して会場を盛り上げるなど、わちゃわちゃと楽しい雰囲気も。最後は植田が「ハイネという作品は皆さまの心に何か残せる作品だと思います。」と語り、締めくくりました。
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