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【レポート】『ダンガンロンパ THE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~ 2016』

 

初演から苗木 誠を演じている本郷奏多は、当たり役、自身が大のゲーム好きとあって全身全霊で演じる。ラストに苗木と対峙する江ノ島盾子演じる神田沙也加の貫禄は言う迄もない。ラスト近くで超高校級の???の”???”部分が明かされる霧切響子、生い立ちや心のわだかまりが初演よりはっきりと見えて存在感が増し、また超高校級の御曹司・十神白夜も後半、クールなだけでない秘めた熱さが垣間見えてより好感が持てるキャラクターに、それぞれを演じる岡本玲、中村優一、役を掘り下げてしっかりと演じ、作品をもり立てる。

最初の舞台化から大きな話題を呼び、チケットも即完売といった人気作品、三回目となるとプレッシャーは相当なものになる。しかし、そこから大きな力を得て結実する瞬間は関わっている者はもちろん、客席でもそのパワーを感じることが出来る。そういった意味では幸せな舞台だ。

 

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2.5news(編集部)

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