■「緊張感を持って挑む」刀剣男士6振りが登場した囲み会見
ゲネプロに先駆けて行われた囲み会見に登場したのは、石切丸役の崎山つばささん、にっかり青江役の荒木宏文さん、千子村正役の太田基裕さん、蜻蛉切役のspiさん、物吉貞宗役の横田龍儀さん、今回の公演で初めて大倶利伽羅役を演じる牧島輝さんと、演出の茅野イサム氏。
開幕を迎えての気持ちと意気込みを語ったキャスト面々。崎山さんは、「いよいよ初日の幕が開くのを楽しみにしています。激動の稽古期間でしがた、様々な経験ができ嬉しく思います。最高の作品をお届けできればと思います。」と今回のメンバーの部隊長らしく意気込みを語り、荒木さんは、「年末から年始にかけて様々なメディアでミュージカル『刀剣乱舞』を紹介していただき、この稽古場にもそれらのプレッシャーを持ち込むことができ、よい雰囲気で初日を迎えることができました。初日を迎えることで大きなプレッシャーも感じておりますが、自信を持ってお届けできるものを作ってきた自信があります。」と話した。
太田さんは、「初演から2年を迎え、千子村正と向き合う時間が頻繁にありました。自分の中で膨れ上がった千子村正をあえて削ぎ落として、いい緊張感を持って挑みたいと思います。」と意気込み、Spiさんは、「再演では、様々な部分がより深まったと思います。初演から様々な経験をさせてもらい、それらの緊張感を大切にしながら、見にくる人々の背中を押せるような作品にしたいと思います。」と話した。
横田さんは、「初演では僕自身初めての2.5次元の作品でした。それから2年が経ち、自分がどれだけ成長できたか、主人様たちに成長をお見せできたら嬉しいです。」と決意を新たにし、牧島さんは、「たくさんの人たちの期待をとても感じています。僕自身は初めての出陣ですので、新鮮な気持ちで頑張りたいと思います。」と、フレッシュな雰囲気で語った。
そして、今回の作品の見どころを聞かれた演出の茅野さんは、「2017年春に3作目として上演したこの作品は、刀ミュのレベルをぐっと押し上げた作品だと思います。出演者の経験の深さやスキルの高さが大きかったと思おいます。また、阿津賀志山異聞、幕末天狼傳を経てスタッフののレベルも上がっています。これからはこれらのハードルを超えていかなければならないです。念願の紅白歌合戦の出演も果たして、刀ミュの第二章の始まりがこの作品ということはとても嬉しく思います。今回はストーリーは初演と変わりませんが、キャラクター個人個人も深まっています。是非楽しみにしてください。」と語った。