藤岡正明、皆本麻帆らが主演し、2019年4月11日(木)~21日(日)までシアタートラムにて上演予定のconSeptによる新作ミュージカル『いつか~one fine day』から最新のプロモーション動画とビジュアルが届いた。
主題曲となる「いつか」をBGMにシネマグラフの手法を織り交ぜた動画から登場人物個々の日常や内面を繊細に描くであろう物語の断片を見ることができ、期待が膨らむ。
また本作では学生無料チケットである「カルチけ」を実施するほか、字幕席やアフタートークでの手話通訳導入など様々な試みを行なっていることにも注目だ。
conSept初のオリジナルミュージカル
『グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!』『In This House~最後の夜、最初の朝~』『ミュージカル深夜食堂』をプロデュースするconSeptが、満を持して初となるオリジナル・ミュージカルをプロデュース!
新作ミュージカル『いつか~one fine day』は、韓国でコンスタントに人間ドラマを描き続ける映画監督イ・ユンギの2017年最新作『One Day』(主演:キム・ナムギル、チョン・ウヒ)をベースに、ストレート・プレイやミュージカルのフィールドで説得力ある作品を創り続ける板垣恭一(脚本・作詞・演出)による新たな解釈でオリジナル台本に生まれ変わります。音楽は映像から舞台まで活躍の幅を拡げている新鋭・桑原まこ(作曲・音楽監督)が担当。
本作は2018年4月に東京芸術劇場シアターイーストで上演された『In This House~最後の夜、最初の朝~』に続くconSeptのMusical Dramaシリーズ第2弾で、人生の中で誰もが一度は向き合うことになる瞬間を繊細で温かく切り取り生演奏とともにお届けします。
幸せと苦しみの境界線
妻に先立たれた男、昏睡状態の中で心だけ目覚めた女。
二人は胸の内に抱えた悲しみゆえに巡り会い、互いの心の穴を少しずつ埋め合っていく。
しかし、愛する人に突きはなされた絶望はどうすれば癒すことができるのだろうか・・・。
いつか、胸を張って笑えるその日を
傷つけられた誰かを許せる「いつか」
夢を叶える「いつか」
素直に泣いたり笑ったりできる「いつか」
ただ穏やかに過ごせる「いつか」
そして、止まってしまったそれぞれの時間が動き出す「いつか」
いま、あなたにとって大切な人にしてあげられること、それは何ですか?
•ほんとうの笑顔のカタチを、私はまだ知らない
あらすじ
保険調査員のテル(藤岡)は後輩・タマキ(内海)の担当だった仕事を引き継ぐよう新任の上司・クサナギ(小林)から命じられる。それは交通事故で植物状態の女性・エミ(皆本)の事故の原因を調べるというもの。しかし、エミの代理人・マドカ(佃井)と友人・トモヒコ(荒田)は調査に非協力的で敵対。仕事が進まないなか、病死した妻・マキ(入来)のことをまだ整理できずにいるテルに声をかけてきたのは、意識がないはずのエミだった。俄かには信じがたいと思いながらも自分にしか見えないエミと交流を重ねるうちに、事故の陰に幼い頃にエミを捨てた消息不明の母親・サオリ(和田)の存在が浮かび上がってくる。
ジャンルを跨いだ個性豊かな8名の演者たち
主演は大作ミュージカル(『ビリー・エリオット』『タイタニック』)だけでなく近年は『欲望という名の電車』を通してストレートプレイでも評価の高い藤岡正明と、大小様々な舞台をはじめテレビやCM、映画などでも活躍目覚ましい皆本麻帆が務める他、元新体操選手で舞台と映像でマルチな活躍をみせる入来茉里、舞台はもちろん人気ラジオドラマ「NISSANあ、安部礼司」で知られる小林タカ鹿、キレのあるアクションや殺陣が魅力的な佃井皆美、そして抜群の歌唱力と安定的な演技力でミュージカルを中心にディズニー・コンサートなどでも活躍する和田清香というジャンルを超えた個性豊かな実力派が参加。ここにミュージカル『テニスの王子様』『黒執事』で注目を集める内海啓貴、『ハイキュー!!』『マリー・アントワネット』などに出演しTHE CONVOYメンバーとしても活動中の荒田至法という期待の若手を加えた8 名が共演する。
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