5月11日に、TVアニメ「SUPER LOVERS」オープニングテーマ「おかえり。」をリリースし、アーティストデビューを果たした矢田悠祐の発売記念イベントが行われた。
詰めかけた多くのファンの前で、挨拶代わりに「おかえり。」のTVサイズを歌い、イベントがスタート! お客さんの前で歌うのは初めてとのことだが、そんなことを感じないほど堂々とした歌いっぷりで、お客さんの心をガッチリと掴む。
続くトークコーナーでは、デビューシングルの発売日のことを振り返り、「店頭で自分のCDが実際に並んでいるのを見て、すごく感激しました。ちょうど手に取ってくれた方がいたんですけど、戻してました。買うとこ見たかったー!」と笑わせる。また、アニメのオープニングテーマになったことについて聞かれると「アニメを見ていたら、自分の曲が流れてきて、俺やんこれ!みたいな(笑)」と、関西出身らしいノリの良いトークで感想を話していた。
そしてシングルのカップリング曲「Be with you」は、彼自身が作詞・作曲をした楽曲。去年、 舞台『ママと僕たち 』にゲスト出演した時、「1分間何かして」と振られ、何か歌いたいなと思って作った曲が原型になっていると語っていたが、マルチな才能を発揮する彼だからこそ書けた名曲と言えるだろう。「舞台のテーマが、母親と自分との関係性だったので、それを考えて歌詞を書いたんですけど、聴いていただくときは、好きな人や、お母さんやお父さんなど大切な人を思って聴いていただけたらと思います」と語り、再びミニライブがスタート。「Be with you」はしっとりと、時に感情を込め、グッと来る歌声を響かせる。続けて歌った同じくカップリング曲の「My Girl」では、R&B調の楽曲を心地よく、フェイクを挟みながら歌う。「oh oh oh oh…」のところで、観客にマイクを向けて一緒に歌い一体感が高まったところで、「みんな“ただいま!”って言ったら“おかえり!”みたいなのやる?」と言って、コール&レスポンスをすると、あらためて「おかえり。」を、今度はフルサイズで歌い上げて、ミニライブを終えた。
そして最後はファンとの握手会。最後まで大きなクラップで、歌を盛り上げてくれたファンひとりひとりと握手&会話を楽しんでいた。