12月16日(日)、5都市13公演に及ぶ『真剣乱舞祭2018』の楽日であるこの日、かねてより発表されていたミュージカル『刀剣乱舞』の紅白出場に関して、同作史上最大人数である19振りでの出陣が決定した。
今回出陣となるのは、『真剣乱舞祭2018』に出演している、三日月宗近(黒羽麻璃央)、小狐丸(北園涼)、石切丸(崎山つばさ)、岩融(佐伯大地)、今剣(大平峻也)、大和守安定(鳥越裕貴)、和泉守兼定(有澤樟太郎)、堀川国広(阪本奨悟)、蜂須賀虎徹(高橋健介)、長曽祢虎徹(伊万里有)、にっかり青江(荒木宏文)、千子村正(太田基裕)、蜻蛉切役(spi)、物吉貞宗(横田龍儀)、髭切(三浦宏規)、膝丸(高野洸)、陸奥守吉行(田村心)、巴形薙刀(丘山晴己)に、加州清光(佐藤流司)が加わる。
記者会見では、最初にそれぞれの刀剣男士が決め台詞と共に自己紹介を行い、その後演出の茅野氏より紅白出場に関しての意気込みが語られた。
茅野氏は、「この19振りが集まるのは初めてとなり、とても豪華なステージになると思います。」と、ステージの内容についても触れ、さらに、「ミュージカル『刀剣乱舞』のことをまだご存じない全国の皆さんに知っていただけるチャンスです。頑張らなくては、と思いますし、同時に、2.5次元という言葉を聞いたことがあっても今回の紅白歌合戦で2.5次元に初めて触れる、という方々が多いので、僕らの責任は重いと思います。お茶の間の皆様を魅了し、僕らの作るものに、より多くの方々に興味を持っていただけたら幸いです。」と、決意を語った。
さらに、刀剣男士を代表して、三日月宗近と堀川国広が紅白歌合戦に向けての挨拶を行った。
三日月宗近は、「19振りでの出陣は初めてになるなぁ。紅白歌合戦という、この時代の合戦にみなで出演できること、嬉しく思う。主たちも楽しみに待っていてくれ。」と、堀川国広は、「全国の主さんたちに楽しんでもらえるように、僕もみなさんのお手伝いをしながら、がんばります。」と語った。
ここで会見は終了、となった瞬間、和泉守兼定が「ちょっと待った!」と声をかけ、「国広だけに任せておけねぇ!俺にも一言、言わせてくれ。ここで一句!」と和泉守兼定おなじみの俳句を披露。
「紅白で 狙うは最高 視聴率」
刀剣男士には馴染みが無い視聴率という言葉に、他の刀剣男士から疑問の声が。それに、「俺にもよくわからない」と答えるが、今剣から「つまり、誉ポン! ってことですよね。」と助け船が。三日月宗近が「おお!それは狙おう!!」と洋々と答えて、和やかに、そしてミュージカル『刀剣乱舞』らしく、記者会見を締めた。