【インタビュー】舞台「ジーザス・クライスト・レディオスター」舞台初出演 板倉俊之(インパルス) オフィシャルインタビュー

舞台「ジーザス・クライスト・レディオスター」
舞台初出演 板倉俊之(インパルス)オフィシャルインタビュー

映画初監督となる「ONLY SILVER FISH」が公開中の、舞台「戦国BASARA」シリーズや舞台「ジョーカー・ゲーム」シリーズの人気舞台演出家・西田大輔と、吉本ブサイクランキングで3年連続1位で殿堂入りを果たしたことでも有名な、元お笑い芸人で気鋭の脚本家の家城啓之(マンボウやしろ)のコラボによる、ラジオ局を舞台にしたシチュエーションコメディー『ジーザス・クライスト・レディオスター』が、2018年12月12日(水)〜24日(月・祝)に紀伊国屋ホールにて上演されます。

『ジーザス・クライスト・レディオスター』は、西田大輔のオリジナル作品として2004年に初演。以来、今まで4回の再演を行ってきた人気作です。その原作を、本多劇場で上演した『魔王コント』などの舞台の脚本・演出を手掛け、TOKYO FM「Skyrocket Company」のラジオDJとしてラジオ番組の裏側を知る家城が脚色・アレンジし、西田が演出をする、というコラボレーションで、新たな作品としてお届けします。

本作は、生放送のラジオの特番のOA直前になっても現れないカリスマDJ・ジーザスの穴を埋めるため、ディレクター、放送作家、音響たちレギュラースタッフに加え、ゲストやスポンサー企業の社長、演歌歌手など様々な人間を巻き込んで、様々なトラブルを起こしつつもなんとか乗り越えながらOAを進めていくシチュエーションコメディーです。

カリスマDJ・ジーザスとその弟の二役を演じるのは、結成20年目になるお笑い芸人インパルスのボケ担当、板倉俊之。ディレクター役には数々の人気舞台に出演し、最近では声優でも活躍する染谷俊之、ラジオ作家役には劇団EXILEの八木将康、新米AD役には昨年解散したアイドルグループ℃-uteのメンバー・中島早貴、特番のゲストである演歌歌手役には世界エア・ギター選手権に優勝し、NHK紅白歌合戦への出演経験もある大地洋輔(ダイノジ)、プロデューサー役にはテレビドラマなどでバイプレイヤーとして活躍する山崎樹範。その他、舞台「若様組まいる」シリーズに出演の安川純平、松居大悟×J-WAVE舞台「みみばしる」のオーディションを勝ち抜き出演が決まっている宮平安春、西田大輔の舞台&映画『ONLY SILVER FISH』にも出演していた小槙まこ、数々の舞台公演で、唯一無二の怪演を魅せる女優の小野寺ずる、劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月にも出演の肘井美佳、そして小林賢太郎プロデュース公演ではおなじみの辻本耕志らが、トラブルに巻き込まれる人々を演じます。

板倉俊之(インパルス)

Q. 本作は、人気舞台演出家・西田大輔さんの演出で、元お笑い芸人で脚本家のマンボウやしろこと家城啓之さんが脚色した、ラジオ局を舞台にしたシチュエーションコメディーです。板倉さんは、カリスマDJ・ジーザスとその弟の一人二役で主演されますが、舞台主演のオファーが来た時はどう思われましたか?

A. 「主演かぁ。いいのかなぁ」と思いましたが、主演というのは形式上であって、セリフだとかもっと大変な役者さんたちもいっぱいいるんで。すごい長ゼリフとかはなかったんで、「危なかったぁ」と思いました。

Q. 本作は、生放送のラジオの特番のオンエア直前になっても現れないカリスマDJ・ジーザスの穴を埋めるため、人々が奔走する姿を描きますが、板倉さんも、ラジオやテレビの生放送やお笑いライブで、ピンチに陥った経験はありますか?

A. 若手の時、年末はめちゃめちゃ忙しくて、12月30日から1月2日の朝までパンパンに予定が入っていて、生放送で寝ちゃったことがありましたね。自分に役割があれば寝なかったでしょうけれど、「セットの後ろの方でおせちを食べてればいい」というだけだったので、寝てたみたいで、アンガールズの田中くんに「板さん!」と言って起こされました。

Q. 本作は、リスナーと電話で生放送で話すラジオ番組のリスクや、中島早貴さんが演じる新米ADなどを通じて、ラジオの魅力も描かれていますが、板倉さんにとってラジオとはどのような存在ですか?

A. 着替えとメイクをしないでいい仕事ですね(笑)昔は「ラジオを聴いている人にだけ言っている」というのが通用したけれど、今はもうネットで問題発言みたいに扱われて…「いや、シャレが分かる人にだけ言っているから」と思うんですが、今はそうもいかなくなっているんでしょうね。

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2.5news(編集部)

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