銀岩塩vol.3 LIVE ENTERTAINMENT「神ノ牙 -JINGA- 転生」消えるのは俺じゃない、世界だ。の2019年1月5日~1月14日 銀河劇場での上演に先立ち、製作発表記者会見を11月20日に実施し、井上正大、山本一慶、伊波杏樹、小田えりな、正木郁、岩田有弘、中村誠治郎らそして、テレビドラマ「牙狼<GARO>」シリーズの最新作『神ノ牙-JINGA-』の主人公・御影神牙が鎧を召喚して現出する影煌騎士・狼是(えいこうきし・ローゼ)(スーツアクター:和田三四郎)も登壇。キャストのキャラクタービジュアルの生初出し(登壇キャスト)も披露されました。この舞台は、魔戒騎士御影神牙と最強最悪のホラージンガに焦点をあてた善と悪が交差するストーリー。全てのエンターテイメントを駆使する演劇ユニット《銀岩塩》が挑みます。
<銀岩塩とは?>
銀と称す各部門のクリエイター、俳優の岩田有弘、作家の塩田泰造により壮大なファンタジーと緻密な心理描写を融合し、新しいエンターテイメントを生み出す、舞台プロデュースユニットである。
2015年に立ち上げ、旗揚げ公演『ジアースアートネオライン神聖創造物』〜その老人は誰よりも若かった〜 を本多劇場で上演し、話題を呼ぶ。
Vol.2 では全労済スペース・ゼロにて『牙狼〈GARO〉神ノ牙-KAMINOKIBA-』を上演。
わずか3回目の今公演で、銀河劇場へ進出するなど、目を離すことができない新進気鋭の注目団体である。
2019年早々に上演される話題作、銀岩塩 VOL.3 LIVE ENTERTAINMENT『神ノ牙-JINGA-転生』の製作発表会が執り行われ、その内容が明らかになった。
会見前にPVが流れ、MCから作品の解説があった。テーマ曲が流れ、キャストが登場、井上正大(御影神牙/ジンガ)、山本一慶(瞬神サーシャ)、伊波杏樹(友葉役・Wキャスト)、小田えりな(AKB48)(友葉役・Wキャスト)、正木郁(炎神ルカ)、松野井雅(アルヴァ、アミリ 2役)、湯本美咲(ケルス)、岩田有弘(ルミド、ミドウジ 2役)、中村誠治郎(武神フギ)が順番に。衣裳着用なので会場が一気に LIVE ENTERTAINMENT『神ノ牙-JINGA-転生』の世界に。
まず、今回の総指揮で、演出、そして主演の井上正大が挨拶 ー
「いよいよ始まったという思いです。前回は10年以上続く『牙狼』シリーズの初の舞台化をさせていただいきました。製作総指揮、演出、主演やらせていただき、名前だけは大層な感じですが(笑)、この『牙狼』シリーズを表現し、一大エンターテイメントとして銀河劇場でお客様を楽しませることができるように頑張っていきたいと思います」
と決意をみなぎらせた。
出演者が続いて挨拶。
◇山本一慶
「昔から知っている作品に携われていただけるのは誇りに思っています。全力で取り組ませていただきます」
◇伊波杏樹
「歴史ある作品に関わらせていただけるということで、しっかりと世界を学び、伝えられるように頑張っていきたいと思います」
◇小田えりな (AKB48)
「このような世界観が壮大な舞台に出るのは初めてです。すごくワクワクしています。素敵なキャストの皆さんからたくさん学べるように頑張っていきます」
◇正木郁
「牙狼シリーズに出させていただけることは心から嬉しく思っています。『牙狼』の二作目の舞台なので、僕も精一杯このシリーズのために頑張ろうと思います」
◇松野井雅
「銀岩塩さんの旗揚げ公演から参加させていただいております。『牙狼』には10年近く携わらせていただいています。私にとって家族である人たちとこのような場所でクリエイティヴな表現活動ができるのは本当に嬉しく誇りに思っています。今まで映像で表現されていた唯一無二の幻想的な『牙狼』の世界感を舞台で爆発させられるように豪華なキャスト陣とクリエイティヴなプロフェッショナルなスタッフさまと共に歩んでいきたいです」
◇湯本美咲
「前回の公演で初舞台をやらせていただき、今回で二度目の舞台、今度な劇中で歌を歌わせていただくので、猛特訓中です。メイクさんも衣裳さんもすごくこだわっていらっしゃるので、役に対する愛情が深まっています。新年の一発目の舞台、盛り上げていきたいです!」
◇岩田有弘
「ご紹介に預かりました銀岩塩の代表岩田です。柄の悪い格好をしていますが(笑)、誠心誠意努めます。『牙狼』のステージを前回に引き続き二度目の チャンスをいただき大変光栄です…。
今回もエンタメ感満載ダークファンタジーながらコメディー部分もあり楽しい舞台になっています」
◇中村誠治郎
「『牙狼』シリーズは昔からずっと出たいと思っていて、友人たちが自慢げにずっと出てて(笑)、自分もこの作品に携われて光栄に思います。持てる力を最大限に発揮して貢献したいと思います」
衣裳と役どころ については ー
◇井上
「僕が一番古い衣裳、みんな新しい衣裳でいいなーと(笑)、愛着のある衣裳です!」
◇山本
「作り込まれた衣裳でテンションがアップします。役に入り込む入り口としては、素敵な衣裳を作っていただいて!役どころは瞬神ということでスピードを生かしたアクションをつけていただけるかな、と」
◇伊波
「修行中の身の役所という事で、思い切り友葉役としてこの世界を生きられたらと。
衣裳は細部にまでこだわりがあって、コートを脱いだら肩に羽とか、もういろいろ(笑)。
この衣裳のように明るさを発揮できたら」
◇小田
「普段はAKB48のメンバーとしていろんな衣裳を着ていますがまた違って、友葉の衣裳は黒と黄色で
かっこよさもあって綺麗。演じるのが楽しみです」
◇正木
「今までの人生の中でこんなに高貴な衣裳はきたことがない!気持ちが高ぶります。炎神という事で炎も使って、映像を駆使してとても綺麗で!殺陣も楽しみです」
◇松野井
「同じ衣裳を何年も着させていただけるとは!靴は二代目です。ドヤ顔でここまでやってきました!
新しいキャラクターとマッチできるようにアルヴァという役も皆様に楽しんでもらえたら」
◇湯本
「こんなに手の込んだありがたい衣裳!実際にはもっと派手になります!」
◇岩田
「各キャストそれぞれ作り込んでいる武器があるのでそれも楽しめる要素。今回は牙狼シリーズの衣装をずっと担当されてる黒田さんです。正真正銘の牙狼の世界観となるのではないかと思っています!」
◇中村
「今年、39です(笑)こんなかっこいい衣裳で、おじさんなのに恐縮です」
演出面では井上正大からかなりバージョンアップするそうで「プロジェクション・マッピングだったり、ダンスだったり、生歌だったり、オーケストラを入れて生演奏を聴いていただいたり。てんこ盛りな作品になると思います。
新しい紗幕を現在開発中で、日本初のものになると思います!どう映像と融合させるか、楽しみにしています。
今まで見たことのない舞台になっていると思います!」と語る。
ここで原作の雨宮慶太からのメッセージが届いた。
「牙狼の世界の魔獣ホラーは文字通り恐怖であり、魔の存在です。そして対する存在が魔戒騎士なのです。それは神の力を持った騎士と言えるでしょう。ジンガは魔でありながら神の力を持つ存在なのです。
それは対極ではなく、実は合わせ鏡であるという主題がジンガの神の牙の物語なのです」
これを受けて井上正大は ー
「この言葉を受けて僕はこの作品をどうしていこうかと考えているところです。この10年以上続いている作品の世界観を崩さずに一人でも多くのお客様にこのシリーズの世界観を楽しんでいただけるように頑張ります」と決意を新たに。あとこの作品ではヒロインの友葉がWキャスト、よく見ると衣裳の細かいところが違っているというこだわりぶり。
会見も押し迫ったところで影煌騎士・狼是(えいこうきし・ローゼ)(注※)の登場!
派手な音楽で!拍手と「おお~」の声と!スーツアクターは和田三四郎。
現在放送中の作品の舞台化であるが、単純な舞台化ではなく実は「テレビドラマでは幾つかの謎を残してあったりしています。舞台を観れば『実はこういうこなんじゃないかな?』とわかるようになっています」と井上。
もちろんお初でも楽しめる作品、この舞台を入り口にして世界観を楽しんでも。
最後に「10年以上の歴史に恥じない舞台にしたいなと。最強のスタッフ陣、素敵なキャスト陣みんなの力で! 1月5日からの年始早々に最高の舞台を届けられるように!」と締めくくり、会見は終了した。
(注※)影煌騎士・狼是(えいこうきし・ローゼ)
神牙が漆黒の鎧を纏った姿。
所々が赤みを帯びた鎧の形状はジンガのホラー態に似ており、鬼のような2本の角が特徴。刀身の赤い魔戒剣を武器としてホラーを討滅する。 鎧召喚の動作は自身を中心として螺旋状に円を描いた後、左手を挙げて独特のポーズを取る。
通常時の魔戒剣は、gold storm 翔、劇場版 牙狼-神ノ牙- の物を軽くリペイントしたもの。