アーティスト、俳優、声優と幅広い分野で活躍する加藤和樹の2019年版カレンダーが発売。これを記念したイベントが10月14日(日)にHMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEにて行われた。
最新の加藤和樹を全6シチュエーションで撮り下ろした「加藤和樹カレンダー2019」が発売。『映画の1シーンのように』を裏テーマに、ダンディなスーツ姿、洗練された和装、ナチュラルなリアルクローズなどなど、さまざまな姿をクローズアップ。全32ページ、現在の彼の魅力をとらえた見ごたえたっぷりの壁掛け可能なブックスタイルカレンダーとなっている。
イベントの前に行われた会見で加藤は、「お気に入りのページ以外のところに出来ないとか、めくった後ももう一回見たいとか、トイレにはちょっと恥ずかしくて飾れないとか(笑)いろんなコメントを頂きます」と、発売後すぐにたくさんのファンから寄せられた喜びの声を嬉々として報告。今日のイベントで初めてカレンダーを手にするファンへ向けては、「思い思いの目に入るところに飾っていただけたら」と笑顔でアピールした。
今年8月、都内にて丸一日かけて行われたというカレンダーの撮影の裏テーマは『映画の1シーンのように』。このテーマについて加藤は、「日本で撮影したけれど日本っぽくない、どこかの国のギャング的な一枚もあります(笑)。僕としては実際に行ったことがあるタイとか南米系の、ネオンが輝いていてちょっと怪しい匂いもするイメージですね」と述べ、「短い撮影時間だったんですけれど、結構盛り上がって予想以上にカット数も多く撮ったんですよ」と撮影を振り返った。「写真集(加藤和樹写真集『加藤和樹という男』(東京ニュース通信社刊))でも一緒に撮影をした、信頼するカメラマンの荒木勇人さんに撮っていただきました。色々な表情を撮っていただいたので、単純にカレンダーとしてだけではなく雑誌のようにも見ていただきたいです」と自信満々な様子で見どころを伝えた。
さらに、撮影時の思い出として、「その日実は天気が怪しいって言われていまして、遠くの方からゴロゴロゴロって音が聞こえる程のすごい積乱雲が、隅田川の河川敷で撮影している所に近づいてきたんですよ」と、自他共に認める“雨男”による新しい伝説の誕生を思わせるエピソードも披露。「でも脱“雨男”をした僕なので、降られることもなく無事に撮影が終わりました!」と胸を張って続け、会場を笑わせた。
そんなカレンダーのなかでもお気に入りのページは、表紙にも選ばれたシンプルな白いTシャツを着た爽やかなカットだそう。「今回のカレンダーは色々なカットがありますが、昔から男はデニムに白いTシャツが一番かっこいいなと思っていまして、体のラインも見えますし、シンプルイズベストということでこの写真を選びました」と理由を明かし、「自分で言うのもあれですけど、がたいが良い方なんですが、他のTシャツを着ている時も“線が細めだな”って思われるぐらい、意外と着痩せするタイプなんですよ(笑)」と、鍛え抜かれた自身の体について自ら分析し、笑いを誘った。