5月29日、新宿サブナード内福家書店で本郷奏多写真集『KANATA HONGO』発刊記念握手会が行われた。
写真集を出すのは7年ぶり、2回目になるが、今回のカメラマンは大学時代の友人、クラスも一緒だったそうである。
「僕が最も尊敬するカメラマンです。今回、いろいろタイミングが合いまして……友達だからこそ出せる表情もあって、お互いによかった」と語る。この写真集の中で一番好きなカット、という質問、自身が飼っているヨークシャーテリア、らみちゃんとの2ショットだそう。なんと「どうしたら可愛く撮られるかわかっている」とのことで、らみちゃんのキュートな姿も見どころ。7年前と現在では「いい感じに歳取れた」と笑う。また2016年のカレンダーも友人に撮影してもらったそうで「これからもお互いに頑張っていく間柄」と言う。また7年前は未成年だったが、今回の写真集ではテキーラを飲むカットもある。「大人っぽい感じを出せたら」とのこと。ちなみに「甘くて飲みやすいお酒は何ですか?」とGACKTさんに伺ったところ「テキーラがベスト」と言われたのでテキーラにしたとか。また友人のカメラマンについては「写真に対する熱意が強い、写真のことしか考えていない、真面目で、よく出来たカメラマンなんです」と大推薦した。
ここ最近、映画にしろ、舞台にしろ、いわゆるマンガやゲーム、アニメの主要な人物を演じることが多い本郷奏多であるが、それに関しては「僕は、自分を出すのではなく、原作のイメージ、なるべくビジュアル、しゃべり方、声のトーン等寄せられるところは寄せられるようにします。原作を”お借り”している立場ですから。照れはないです。”本物になれる”ので、振り切って、楽しんで演れば。でも若いから出来る、20代いっぱいはこういうお仕事はなるべくいっぱいやりたいです」と俳優としての”こだわり”も見せた。人は歳を重ねるが本郷は「(歳取ったら)落ち着いた俳優さんになりたい」と将来の自身の俳優像についてもコメントしてくれた。まずは6月16日から”当たり役”と言われた『ダンガンロンパ』苗木 誠を、また2016年7月より放映のオリジナルアニメ『ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園』の御手洗亮太役を、来年2017年の映画『鋼の練金術師』のエンヴィー役にも決定、これからの活躍にも大いに期待したい。
なお、会見終了後は、握手会、大勢のファンが詰めかけて大盛況であった。
[本郷奏多写真集『KANATA HONGO』概要]
撮影:小暮和音
発売日:2016年5月25日
価格:2700円(税込)
判型:A4変形・88ページ
発行・発売:ぴあ株式会社
※「BOOK ぴあ」全国書店・ネットショップ等で発売中
http://piabook.com
[公演データ]
舞台『ダンガンロンパ THE STAGE〜希望の学園と絶望の高校生〜2016』
2016年6月16日〜6月26日 Zepp ブルーシアター六本木
2016年7月1日〜7月2日 東海市芸術劇場
2016年7月7日〜10日 サンケイホールブリーゼ
2016年7月14日〜16日 横浜・関内ホール
http://www.cornflakes.jp/dangan/
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取材・文/高浩美