■バッチコイ向かい風!怒涛な展開が待ち受ける青春物語
舞台の始まりは夢野カケラのお墓から始まる。主人公であると思われた夢野カケラが死んだ状態からストーリーが始まる。そのお墓の前でGペンを取り出し思い出話を始める三上ドブ子。そこに現れるのは二人の幼馴染の、受手マモル。手には40万で買ったという甲子園の土。漫画を描く道具であるGペンと、高校球児の憧れの甲子園という単語が出てきたところで回想が始まり夢野カケラが登場する。
話は彼らが高校に入学したところから始まる。80年ずっとエアコンが無い高校に入学した3人。ピッチャー志望の野球少年夢野カケラ、キャッチャー志望の受手マモル、そんな二人を見守る三上ドブ子。男子2人、女子1人と組み合わせからして甘酸っぱい展開が予想できる。野球部に入ろうとする2人であるが、様々な部活が勧誘にやってくる。砂部、半開き部といった突っ込みどころ満載の部活が彼らに襲いかかる。
そんな頃アナウンサー的な仕事についている夢野カケラの姉は、漫画家:増井田先生のインタビューをしていた。自身の作品を読んだことない彼女に引かれていく増井田先生。