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【レポート】運命の恋を描いた王道ラブストーリー 歌劇「明治東亰恋伽~月虹の婚約者~」

運命の恋を描いた王道ラブストーリー
歌劇「明治東亰恋伽~月虹の婚約者(げっこうのマイネリーベ)~」

8月18日(土)より大阪 森ノ宮ピロティホールにて開幕した、歌劇「明治東亰恋伽~月虹の婚約者(げっこうのマイネリーベ)~」が8月25日(土)より東京・北千住のシアター1010で開幕した。

原作の「明治東亰恋伽」は、携帯用恋愛音声ドラマゲームとしてスタート。
「明治」を舞台に作り込まれた世界観と魅力的なキャラターが紡ぐ、緻密なストーリーが絶大なる支持を集め、累計プレイヤー数が30万人を超える大人気作品。また、PSP(R)版・PlayStation(R)Vita 版の発売、劇場アニメ化に続いて、新作アプリの配信、TVアニメ化、実写ドラマ&映画化が決定しているなど、今後も様々なマルチ展開が期待されている作品だ。

2016年に上演した歌劇「明治東亰恋伽~朧月の黒き猫~」より歌劇第2弾となる今作は、明治を代表する小説家であり、医者でも官僚でもあるスーパーエリート・森鴎外と、ヒロイン・綾月芽衣の恋愛を描く完全新作である。

【あらすじ】
高校生の綾月芽衣(鈴木桃子)は、赤い満月の夜に出会った
自称・奇術師、チャーリー(安里勇哉)の手によって明治時代へタイムスリップしてしまう。
現代の記憶もなく、気が付くと鹿鳴館のパーティーに迷い込んでしまった芽衣。
華やかなパーティーには菱田春草(橋本祥平)、川上音二郎(遊馬晃祐)、泉鏡花(北川尚弥)、
小泉八雲(汐崎アイル)、横山大観(橘龍丸)といった歴史上の偉人達が列席していた。
自分の状況を呑み込めないまま会場を彷徨っていた芽衣は警備を担当していた
警察官の藤田五郎(吉岡佑)から尋問を受けてしまう。
窮地に立たされた芽衣を『自分の親戚だ』と偽り救ってくれたのは森鴎外(荒木宏文)だった。
しばらくの間、森邸で過ごすことになった芽衣は鴎外から婚約者のフリをして欲しいと頼まれる。
助けてもらった恩を返すため、偽婚約者としての日々を送る芽衣。
芝居だと分かってはいても心優しい鴎外にだんだんと惹かれていく。
しかし、鴎外にはエリスという忘れられない女性がいることを知ってしまい……。

主役の「森鴎外」を務めるのは前作に引き続き、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズや舞台「御茶ノ水ロック-THE LIVE STAGE-」など多数の話題作へ出演する荒木宏文。「菱田春草」をミュージカル「薄桜鬼」シリーズやハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズなど人気作品へ出演する橋本祥平。「川上音二郎」を遊馬晃祐、「藤田五郎」を吉岡佑、「小泉八雲」を汐崎アイル、「チャーリー」を安里勇哉(※声の出演)が続投。そして新たに、「綾月芽衣」役に鈴木桃子と「泉鏡花」役に北川尚弥、新作アプリに登場することが発表されている「横山大観」役に橘龍丸を迎えて上演である。

本稿では、東京公演本番に先駆けて前日に行われた囲み会見とゲネプロの様子をお伝えする。

囲み会見には、森鴎外役の荒木宏文、綾月芽衣役の鈴木桃子、菱田春草役の橋本祥平、川上音二郎役の遊馬晃祐、泉鏡花役の北川尚弥、藤田五郎役の吉岡佑、小泉八雲役の汐崎アイル、横山大観役の橘龍丸が登壇し、大阪公演を終えての、東京公演への意気込みを語って頂いた。

歌劇第1弾 歌劇「明治東亰恋伽~朧月の黒き猫~」のレポートはコチラ


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2.5news(編集部)

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