舞台「野球」は、1944年、戦争の影響で中止されていた甲子園への夢を捨てきれなかった少年たちが、生きることへの想いを胸に「最後の日」に紅白戦を行う物語だ。
舞台「野球」では、元プロ野球選手で現在は野球解説や評論などで知られる桑田真澄が野球監修を務めた本格的な試合シーンの他に、登場人物それぞれの環境や、心情が描かれている。劇場でしか観ることのできない熱い試合がここにある。
公開ゲネプロ前に行われた初日舞台挨拶(始球式)では、紅白戦を行う会沢商業学校と伏ヶ丘商業学校の生徒から、安西慎太郎、多和田秀弥、永瀬匡、小野塚勇人、松本岳、白又敦、小西成弥、伊崎龍次郎、松井勇歩、永田聖一朗、内藤大希が登壇。その他キャストから林田航平、村田洋二郎、田中良子、 藤木孝、そして作・演出を手掛ける西田大輔が登壇した。
【上段】田中良子 村田洋二郎 永田聖一朗 伊崎龍次郎 白又敦 松本岳 小西成弥 松井勇歩 林田航平
【下段】西田大輔 小野塚勇人 多和田秀弥 安西慎太郎 内藤大希 永瀬匡 藤木孝
少年たちの夢、国民としての”義務”、見守る大人たちの想い……。物語の軸でもある「甲子園」は、今年で第100回目を迎える。戦時中を生きた少年たちは、きっと、どこかで見守っているのだろう。
舞台「野球」は、東京と大阪の2拠点で上演。東京公演は池袋・サンシャイン劇場にて2018年7月27日(金)~8月5日(日)全11公演、大阪公演は2018年8月25日(土)~26日(日)全4公演なので、ぜひ劇場へ足を運んでいただきたい。上演後のアフタートークやランダム野球カードプレゼントなどの企画も盛りだくさん。
詳しくは公式ホームページにて。( https://www.homerun-contrail.com/ )