福田雄一監督ってすごい人だと、思っています。笑いの間合いが日本人っぽくなくって。こう書くと語弊があるのかもしれませんが、音楽で表現するなら、BPMが洋楽。ミュージカルへの愛情というか、エンターテイメントに対する貪欲さにはスタミナを感じます。GREEN&BLACKS
(WOWOW)にゲスト出演した際、リハーサル中に福田雄一監督が時折見せる、真剣で鋭い眼光。本当にキレッキレッで怖いです。でも、その奥にあるものが「すごい人︕」と僕が感じるところです。僕は面白いことはできません。たぶん。でも、「サムシング・ロッテン︕」は、役者としてもどれだけ弾けられるかどうかが鍵の作品︕最高かつ夢のあるキャスト︕そしてクルーと︕本作の持つエン
ターテイメント性をジュウニブンにお届けできるよう精進していきます︕どうぞご期待下さい︕そして応援を宜しくお願いします︕
昨年の11月、フジテレビ湾岸スタジオで番組の収録をしていたのですが、知人の作
家から僕と仕事をしたがってる人がいるので会って欲しいと連絡をもらいました。「いつにしましょうか︖」と返信したところ「もう楽屋の前にいるらしいので、ノックしてもいいか︖」と返ってきました。慌てて扉を開けると、なだれ込む様に楽屋入ってくるやいなや、矢継ぎ早に作品と僕の役どころへの情熱を全力で伝えて下さいました。それが福田雄一氏、その人でした。
結局押し切られる形で『Something Rotten! 』への出演となったわけですが、演ると決めたからには福田雄一演出を存分に堪能したいと思っています。以前シェイクスピア作品を演じたことはありましたが、まさか自分がシェイクスピアを演じることになろうとは、思ってもみませんでした。
多才で個性的な共演者の皆様と共に、最高なエンターテイメントをお届けしたい
と思います。福田さんの演出…何をやらされるのか、今からドキドキ…いや、ワクワクしていま
す︕皆様、楽しみにしていて下さい︕
福田さんの舞台に出させていただくのは初めてで、今からワクワクしています。共演者の方々も個性豊かな方ばかりで僕なんかがご一緒させていただいていいのだろうかと思うほど。若干緊張しています。お客様に喜んでいただくべく、僕自身も楽しんで作品作りに取り組めたらと思います。新しい平方元基をお見せできたら嬉しいです。このワクワクをみなさまと共有できる日を楽しみにしています。