ミュージカル『刀剣乱舞』の石切丸役などの2.5次元ミュージカル中心に活躍する崎山つばささんと、和楽器イケメンユニット桜menが、2枚目となるシングル「螺旋」のリリースを記念して池袋サンシャインの噴水広場において、リリースイベントを5月1日に開催した。
1stシングルの「月花夜」にてオリコン週間ランキングで初登場4位を獲得。衝撃のデビューを果たし、遂に今回待望の2ndシングルをリリースする。
2ndシングルとなる「螺旋」は、崎山つばさwith桜menのリーダーであり、尺八奏者の中村仁樹さんが作詞作曲した、和ロック調の楽曲。また、カップリングは人気のボカロPの黒うさPの名曲「上弦の月」を収録している。
本稿では、噴水広場にて行われたリリースイベント(1回目)の様子をレポートする。
■崎山つばさwith桜menらしさを前面に押し出した楽曲「螺旋」を披露
GWのど真ん中の平日、さらに昼間という時間帯でありながら、会場である池袋サンシャイン噴水広場は大勢のファンが崎山つばさwith桜menを一目見ようと詰めかけた。
そんな中で登場した崎山つばさwith 桜men。ボーカルの崎山つばささんは、「前回の1stシングルのリリースイベントの時はここに立ち歌う時とても緊張しましたが、今日この場に立ってみなさんのお顔を見たら安心しました。緊張せずにパフォーマンス出来ると思います!」と、ファンとの交流を大事にする崎山さんらしいコメントした。また今回ライブイベントということもあり、4月に上演していた「御茶ノ水ロック」の役SHOになりきって観客を煽るシーンも。
早速パフォーマンスされたのは表題曲の「螺旋」。1stシングルの時よりさらなる表現力を身につけた崎山つばささんの歌声が、尺八、和太鼓、三味線、琴の和楽器独特の繊細な調べに乗せてサンシャインシティに響き渡った。
1曲目のパフォーマンスを終えると、桜menの自己紹介のコーナーに移行。
最初はもちろん、崎山つばさwith桜menのリーダーで尺八奏者の中村仁樹さん。観客からの「リーダー」コールも飛び出した。今回の「螺旋」は、前述の通りリーダーである中村さんが作詞作曲を担当しており、それについて「崎山つばさらしさを表現できたのでは」とコメントをした。
続いては和太鼓担当の古里祐一郎さん。ご自身の名字にかけて「ふるさと納税してますか?」と挨拶。1stシングルの時から一人だけタンクトップだったこともあり観客席からは「タンクトップー」との声が上がった。
次は、三味線奏者で発明家である北村貴寿さん。ここで崎山さんが北村さんの発明が生み出したトラブルを紹介。壇上からは心配する声も上がったが構わず発明品である自動で三味線を弾くドリルっぽいもので、「ふるさと」の演奏を披露した。
最後は桜menの末っ子的存在、「大学を卒業して、就職先は桜men」の琴奏者の大川義秋さん。イベントの前日は琴が真っ二つに折れる夢を見たという大川さん。観客からの声援に照れる初々しい姿を見せた。
Page: 1 2