【オフィシャルレポート】舞台「雲のむこう、約束の場所」東京公演開幕!

舞台「雲のむこう、約束の場所」東京公演開幕!

舞台「雲のむこう、約束の場所」4月20日(金)より東京国際フォーラム ホールC(東京)にて、開幕いたしました。それに先立ちキャストからのコメントも到着いたしました!!

辰巳雄大

この作品は、このカンパニーでしか作れない自信があります。ひとりひとりの役をみんなさんで話し合いながら、すごく濃密な稽古期間を過ごさせていただきました。そのぐらいこの作品出てくる役柄が、すごく深かったです。また、オリジナルの舞台で(この舞台だけに登場する)オリジナルの役があるということで、さらに深い作品になった感じがします。(自分としては、これまでの舞台で)こんなに純愛を演じさせていただくのは初めてで、ホントに伊藤さんが、アニメの中から出てきた沢渡佐由理という感じ。お芝居すると、浩紀として心がギューっと締めつけられる想いです。(今回の舞台作品では、)歌があったり、原作の絵のなかでお芝居ができたりと、舞台ならではの仕上がりなっています。原作を見た方も、初めで舞台で物語に触れる方も楽しめる内容になっていますので、ぜひご覧になってください。劇場でお待ちしています。

高田翔

稽古をやっていくにつれて、最終稽古が物凄い熱量で、本当に泣きそうになりました。原作のファンの方も、舞台で初めてご覧になる方も、どちらの方にも満足していただける内容になっていると思います。そうなるように初日を迎えたいと思います。頑張ります。

伊藤萌々香

稽古が始まって、あっという間に今日(初日)がきてしまい、すごくソワソワしてしまい、1時間以上も早く劇場に来てしまい、余計にソワソワしています。短い期間ですが、沢渡佐由理として精一杯、生きていきたいと思います。記者会見の時も、登壇の皆さんと楽しくお話をさせていただき、今日の本番も緊張はありますが、楽しんで演じていきたいと思います。

湖月わたる

私は、松澤さん演じる岡部さんにひたすら想いを募らせ、浅野さんが演じる岡部の妻の情感溢れる素晴らしい演技に必死についていきたいと思っています。個人的には、この作品のラストシーンが大好きで、稽古場では毎日(最前列)の特等席みてまして、アニメ作品と舞台芸術の友吾の素晴らしさで、鳥肌が立って、是非皆さんにこの感動を味わっていただきたいなと思ってます。萌々香ちゃんの透明感ある演技と辰巳君のまっすぐな情熱に心を打たれます。多くの方にご覧いただけれたら嬉しいです。

松澤一之

湖月さんと浅野さんから愛される、おいしい役どころを演じます。素敵な方たちばかりと共演しているお二人にとって、僕が一番最低だと思いますが、「男は顔じゃなく心だよ」というところを見せたいと思います(笑)。

浅野温子

夫をしたって北から帰ってくる妻の役を演じ、帰ってきたとたんに、えー!といった(場面もありますが)、そこで夫婦の愛情と女たちの友情が芽生えるという美しい形に、大人たちも落ち着くようです(笑)。若者たちの「キュンキュン!ドキドキ!」にどうやって対抗しようかと考えて気ましたが、ダメだったようです。いまは、若者たちの「キュンキュン!ドキドキ!」をどうやってもらおうかと考えています(笑)。みんなで、頑張っていきます。

また初日公演に、原作の新海誠監督がご来場され、観劇いただきました。
観劇後、ご本人よりコメントをいただきましたので、下記にてお知らせいたします。

新海誠監督のコメント

舞台「雲のむこう、約束の場所」拝見してきました。14年前の自分の未熟な手付きの映画を、見事に愛らしく鮮烈な舞台として蘇らせていただけていて、心から感謝です。辰巳雄大さん、高田翔さん、伊藤萌々香さんは、僕が会いたかった少年少女そのものでした。浅野温子さんたち大人チームもキュートで!皆さんの努力に支えていただけた作品だと思います。すごく、感激しました。どうもありがとうございました。
新海誠

浩紀と拓也とともにベラシーラ(飛行機)の格納庫に来た沢渡佐由理(伊藤萌々香)は、彼らのためにヴァイオリンを弾く

中学2年の浩紀と拓也が、将来飛行機を作ろうと約束する。

青森住む岡部(松澤一之)と北海道(エゾ)から逃げてくる妻の芳江が久々の再開を果たす。

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2.5news(編集部)

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