池内博之、新垣結衣、中村蒼らが所属するレプロエンタテインメント初の男性演劇ユニット「浅草軽演劇集団・ウズイチ」の旗揚げ公演『シャフ』が、本日3月11日(日)に浅草九劇にて千秋楽を迎えた。ウズイチは、昨年の8月から開始されたオーディションを勝ち抜いた、14名の精鋭によって結成された男性演劇ユニット。”エンタテインメントの渦のど真ん中で輝く一番星を目指す”という意味で”ウズイチ”と名付けられ、15歳から25歳までの個性豊かな劇団員たちの多くが初の舞台出演となった。
今回、ウズイチの旗揚げ公演となった『シャフ』は、人力車の車夫(シャフ)になる為に奮闘する青年たちを描く、劇作家・横山拓也(iaku)による書下ろし公演。若さ溢れるエネルギッシュなパフォーマンスと、アドリブ満載で毎日変化する内容が口コミで広がり、最終日の今日は当日券を求めて朝から行列が出来ていた。
同公演の最大の見どころである『車夫の背中にてやんでぇ』の歌とダンスのパフォーマンスでは、客席から大きな手拍子や掛け声が。劇場全体が一体となり、全10公演を駆け抜けたウズイチ劇団員たちに温かい拍手が送られた。鳴り止まない拍手の中、トリプルアンコールに応じた劇団員。この日の出演となったBチーム”風神”に加え、Aチームの”雷神”も登場。チーム最年長の上原一翔(うえはら・いちか)は「僕たちはご覧の通りデコボコ集団ですが、皆さんに夢を与えられたらと思い、今日まで頑張ってきました。本当にご来場いただき、ありがとうございました!」と感謝のコメント。思わず涙ぐむ劇団員もいる中、「これからもウズイチを応援よろしくお願いします!」と力強く締めくくった。
ウズイチは、4月15日(日)に初のファンイベント『振り返りだ!てやんでぃ!!』の開催が決定している。旗揚げ公演『シャフ』の振り返りの他、様々な企画を用意しているとのこと。また、今回の公演で観客投票の上位となった上原、白石惇也(しらいし・あつや)、北優心(きた・ゆうじん)、稲垣政成(いながき・まさなり)の4名が特別に1コーナーを獲得。個性豊かな4名が、どんなオリジナル企画を見せるのかも楽しみだ。チケットは本日17時より先行スタート、詳細は浅草九劇公式ホームページをチェックしよう。エネルギー溢れるウズイチの、今後の活躍に期待したい。