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【レポート】劇団番町ボーイズ☆第10回本公演「舞台『クローズZERO』」

劇団番町ボーイズ☆第10回本公演「舞台『クローズZERO』」

『クローズZERO』が舞台化する。高橋ヒロシのコミック『クローズ』を原作とした2007年公開の映画の舞台化なので、コミック原作ではない。映画の方は続編の『クローズZERO II』(2009年)、そしてシリーズ第3作『クローズEXPLODE』(2014年)が製作されている。キャッチコピーは「熱く生きろ。」、「今を生きるオメーら、バカなままでいい、燃え尽きろ。」、「全部壊して、ゼロになれ。」
ストーリーは基本的に映画通りに進行する。舞台には無数の、いわゆる【ヤンキー】な言葉で埋め尽くされている。矢崎丈治(伊崎央登)が片桐拳(いとう大樹)を銃で撃つ、というインパクトのあるシーンで幕開き。片桐の独白、めっぽう強い芹沢軍団たちが麻雀をしているところに滝谷源治(松本大志)がやってきて麻雀卓を蹴りとばす。極悪ツインズの三上学(千綿勇平)と三上豪(安井一真)登場、そして芹沢軍団とG.P.S.のアクションシーンに連なる。
喧嘩のシーンはRockな楽曲で彩られ、ただの苛立ちではなく、彼らなりの理屈と正義があることをどことなく表現する。舞台全体に充満するパッション、それが喧嘩、アクションシーンで爆発する。滝谷源治は鈴蘭高校の頂上を目指す。

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2.5news(編集部)

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