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【レポート】舞台『逆転検事 逆転のテレポーテーション』

一部、キャストの入れ替えがあるものの、お約束的な場面もキッチリ、大場カオルの破壊力、いい奴だがかなりズレてる矢張政志、おっちょこちょいで頭の回転は鈍い糸鋸圭介、こういったキャラクターが物語を盛り上げる。面白いところは大いに笑いたいし、観客サービス場面では素直にサービスを受けて楽しみたい。基本的には人情もの、結末はちょっとホロリとする。悪人は誰もいないが、ボタンの掛け違えで事態や人間関係は、ちょっと残念な方向にいってしまうことはよくあることだ。そんなこんなでの物語、エンターテインメント部分のパワーアップでお笑いどころも増えて笑って推理しての1幕もの、上演時間は約2時間、和田琢磨の御剣怜侍は当たり役であの名台詞「意義あり!」も飛び出す。今回初参加のキャスト、一条美雲役の荒井レイラ、コミカルで可愛らしいし、また宮下雄也の地上弥一郎、出てきただけで可笑しい。飛鳥井友郎役の富田翔、2度目の役だけにヒーローモノのポーズもバッチリと決まる。原作ゲームファンはもちろん、ゲームをやっていなくても十分楽しいシリーズ、御剣怜侍らの更なる活躍も期待したい。

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2.5news(編集部)

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