ゲネプロ前の囲み会見では、染谷俊之(レイジー)、田川大樹(シーノ)、太田基裕(アインザッツ)が登壇した。
染谷俊之は自身が演じるキャラクターに関しては「優しく、いつも笑顔で妹想い」と語る。田川大樹は「優しくて思いやりがあるし、強い。少し変わっている一面もある」と表現。舞台本編で垣間見える”一面”には注目。太田基裕は「怪盗です!!でもいろんなことが隠されていて言えない(笑)。ただ、心の奥底に秘められた思いがたくさんつまったキャラクター。」とさりげなくネタバレを回避。関係性に関しては染谷俊之は田川大樹の方を向いて「幼なじみ。心許せる相手(と言いつつ田川を向く。田川、“うんうんと頷く”)」、太田基裕は「怪盗と探偵と警察官!それぞれの駆け引きが良い関係です。」とまたまた上手くネタバレ回避。
見どころに関しては染谷俊之は「衣裳やセットが豪華!耽美(たんび)な世界と人間関係。誰でも共感出来る悩みも描かれるので、作品をみて何かを受け取ってくれると嬉しい。」とコメント。田川大樹は「殺陣があります!登場人物にもそれぞれの個性があって、いろんな物語がある。あとは素敵な世界観を感じてほしい。」と語った。太田基裕は「二人が言ってくれたことと、エンターテインメントのパワーを楽しめる舞台です。レビューコーナーも楽しんでください!」とアピールした。最後の締め、染谷俊之は「レビューもあって盛り上がって素敵な思い出を!」と言い、田川大樹は「みんなで一緒になれる時間もあります、是非!」と言えば太田基裕が「気軽に、どんな方にも楽しんで頂けますので、みんなで盛り上がって素敵な思い出を!」と締めてくれた。まさに「素敵な思い出」が創れる舞台、脚本・演出のほさかようの丁寧さが光る作品であった。
<あらすじ>
貴族の秘密の社交場、仮面舞踏会。
ある夜、その主催であるジルコニア家に一通の予告状が届く。
差出人の名は「怪盗アインザッツ」。
“今宵、最高の美女をいただきに参上する”
名門貴族の跡取りであるレイジーは、
かつて盗まれたルビーのネックレスを取り返すべく、
警察官でもある親友のシーノと共に舞踏会へと潜入する。
周囲の策略や思惑に巻き込まれながらもアインザッツを追ううちに、
レイジーとシーノはアインザッツが抱える“謎”と、
その裏に隠された“真実”に気づいていく。
やがてその“真実”は3人がそれぞれ秘めていた心のうちをも明らかにし、
一夜限りの幻と思われた仮面劇は
予想もしなかった展開を見せ始める――。
劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『マスカレイドミラージュ』
<東京公演>
AiiA 2.5 Theater Tokyo
2017年9月28日(木)~10月1日(日)全6公演
<神戸公演>
新神戸オリエンタル劇場
2017年10月5日(木)~2017年10月8日(日)全7公演
原案:「うたの☆プリンスさまっ♪ 劇団シャイニング マスカレイドミラージュ」
脚本・演出:ほさかよう(空想組曲)
音楽:Elements Garden
【出演】
染谷俊之(レイジー)、田川大樹(シーノ)/ 太田基裕(アインザッツ)
窪寺 昭(ジェルマン)、堀池直毅(ジャスパー)、岸本卓也(スペンス)、関戸博一(ジルコニア)他。
http://gs-masmira.com/
(c)劇団シャイニング
文:Hiromi Koh
「Fate/Zero」は、Fa…