(前列左から服部杏奈、野村愛梨、飯嶋すみれ、西川大貴、鈴木蘭々、小林諒音、岡田静、妃白ゆあ。後列左から縄田晋、本多釈人、竹森巧、阿部浩貴、森田浩平、天野翔太)
来月、新宿のシアターサンモールで上演されるミュージカル「『DAICHI』 —愛とともに生きる人たちへ—」(企画製作:ユアストーリー)の稽古が10月6日から始まった。主演の鈴木蘭々を始めとする14名のキャストが集結、顔あわせと初の台本読み合わせが公開で行われた。
感動の実話をミュージカル化。映画化や書籍化も。
「DAICHI」は北海道で農業を営んでいた夫妻の身に起こった奇跡的な実話。4歳になる息子の突然の死を乗り越え、やがて自然農法への道を切り開いていく感動ストーリーだ。2015年の初演で話題になり、2016年にも再演、ミュージカルながら2016年度北海道戯曲賞にもノミネートされた。ドキュメンタリー映画が公開され、関連書籍も発売されている。前回の観客からは「泣けるというより、嗚咽」「舞台を観てこれほど深く感動したことはなかった」という声も多い『号泣必至』の話題作だ。
主演の鈴木蘭々、意気込みを語る。
6日の稽古初日は、全員が簡単に紹介された後、すぐに初めての台本読み合わせが行われた。主演の鈴木蘭々を始め、今回はキャストのほとんどが初参加にも関わらず、すでに熱のこもった演技と歌が披露され、取材席からもすすり泣きの声が聞こえるほどだった。
読み合わせが終わってからは、終始和やかな雰囲気で意気投合したキャスト陣。鈴木蘭々は「座長らしくない座長かもしれないけれど、頑張ります。頑張りましょう」と話し、演出の本藤起久子は「この作品のテーマでもある『共に生きる』を稽古でも心がけていきたい」と話す。初演から出演しているお笑いコンビ『アップダウン』の竹森巧と阿部浩貴は、劇中でも笑いを誘う役どころだが、稽古場でもムードメーカーとなっており、笑い声の絶えない製作現場となりそうだ。初日にこれだけの手応えを見せた「DAICHI」。完成度が大いに期待できそうだ。
日程:2017年11月15日(水)～11月19日(日) 全7公演
脚本・作曲:まきりか
演出:本藤起久子
出演:鈴木蘭々/西川大貴/小林諒音/縄田晋/森田浩平/岡田静/竹森巧(アップダウン)/阿部浩貴(アップダウン)/天野翔太/本多釈人/服部杏奈/妃白ゆあ/飯嶋すみれ/野村愛梨
会場:シアターサンモール
東京都新宿区新宿1丁目19−10 サンモールクレストB1F
http://theatersunmall.server-shared.com/map/map.html
チケット:全席指定 8,000円
チケット取り扱い:
チケットぴあ
0570-02-9999 (Pコード:481-526)
http://w.pia.jp/t/yourstory-daichi/
カンフェティ
0120-240-540(オペレーター対応 平日10:00～18:00)
http://confetti-web.com/daichi2018/
ローソンチケット
0570-000-407(オペレーター対応 10:00～20:00)
http://l-tike.com/ (Lコード:33401)
「DAICHI」公式ホームページ
https://www.tokyomusical.jp/stage/daichi/
