【3.0レポート】劇団四季創立65周年記念公演『ソング&ダンス 65』

2幕は、幕の前に出てきて、ちょっと“練習”タイム、一部、観客参加型なところがあるので、その予行練習で始まる。ここは主にディズニーミュージカルとアンドリュー・ロイド・ウェバーの楽曲で構成。「ノートルダムの鐘」「アラジン」等、劇団四季で上演したヒットミュージカルのナンバーに混じって、「ムーラン」や「塔の上のラプンツェル」等のナンバーも嬉しい。また、アンドリュー・ロイド・ウェバーの楽曲では「キャッツ」のメドレー、実は2018年の夏に大井町でキャッツシアターが出来る!ので、またまた、あの個性的な猫達に会えるのだが、ここで一足先に、という趣向。そしてラストのナンバーは「ライオンキング」より「サークル・オブ・ライフ」、原題は「Circle of Life」、日本語では「命の輪」、“natural cycle of procreation,birth,life,death and predation” 、壮大な命の歌で締めくくる。

芝居でもなく、ミュージカルでもない、全くオリジナルなライブエンターテイメント、スタイルにとらわれない発想、シンプルに『SONG』と『DANCE』だけで綴る『ソング&ダンス 65』、65周年を迎えての劇団四季の挑戦はまだまだ続く。

<構成・演出・振付:加藤敬二コメント>
今回の作品は、「四季65年の歩みと、これからの未来」をコンセプトに制作しました。俳優や振付家、そして技術スタッフ等、四季には新たな才能があらゆる分野にいます。そうした新しいメンバーの力を集めて、練り上げてきたものが、この舞台です。私自身、非常にわくわくした稽古を経験しました。どうぞご期待ください。

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2.5news(編集部)

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