コメディシーンでは、皆全力で、“オバカ”をやる。この突き抜けた芝居と動きが笑いを誘う。元気いっぱいの「アイチュウ」たち、ライブに学園生活に一生懸命で、それが演じる俳優とシンクロする。アニメ化やコミック化はされていないので、ゲームでは描かれていないキャラクターの個性やフィーリングは舞台ならではの想像力でキャラクターがそこにいる、さらに物語が存在しているということ、こういった要素は舞台ならではの醍醐味だ。観客の投票で新人アイドルコンテストの優勝が決まるまさに“ガチバトル”、さらにオリジナル楽曲が歌える!切磋琢磨し合う姿は月並みな言葉かもしれないが“青春”の2文字が似合う。よって2幕からは予測不能、公演の数だけ物語がある。“男の娘”華房心役の設楽銀河、中学生とのことだが、見た目はほぼ女の子、“お兄さん”たちと歌に芝居に健闘。もちろん“座長”となる愛童星夜(飯山裕太)始め、皆、役を楽しんでいる様子。難しいことは考えないで楽しく応援、本編終了後はキャスト達が客席に降りてくるので、楽しくハイタッチ、ゲームの方はまだまだ多数のキャラクター、グループがあるので、シリーズ化に期待したい。