フォトセッションの後は記者から俳優陣に質問、今日のパフォーマンスの感想を聞かれて、菅原麻由佳は「凄いよかった」とコメント、岡田帆乃佳は「TVのテロップで見る“フラッシュの光に気をつけてください”が生で観れた!」と客席を和ませる発言。青木瞭は「楽しかった」、糸原美波は「緊張したけど、お客様を引き込むパワーを出せた」と笑顔で、そして隅田杏花は「ダンスシーンでちょっと痩せたかな?」と記者席の笑いを誘うコメント、そしてうえきやさとしは「熱を失くさず、気持ちを出せた」と語った。また、元AKB48研究生の長谷川晴奈が劇団採用オーディションで合格しているが「アイドル時代は自分をどう出せばいいか分からず、埋もれていた部分があった。アイドルで学んだことを生かして、もっときずなを深めて劇団日本一を目指したい」と決意を語った。
メンバーはほぼ9割が“素人”。ハンバーガー店員、新聞配達、植木屋、等と千差万別であるが、「劇団を大きくしたい」「日本一の劇団にしたい」といった目標は共通だ。そして会見で回答したメンバーから出た共通の言葉は「情熱」「パッション」。素人故にスキルの点ではまだまだであっても目標や熱い気持ちはどんな劇団やカンパニーにも負けていない。まずは11月にプレ公演が行われる。そして旗揚げ公演は来年の2018年の2月、場所は演劇の“聖地”、新宿の紀伊国屋ホール。応募総数約5000、そこから選ばれし劇団員は総勢31名、初日に写る景色はどんな色なのだろうか、それは彼らの今後次第である。
また、劇団を代表してメディアに向けてのPR稼働やダンスボーカルユニットとして15歳から19歳の8名が派生ユニットも立ち上げた。今後はパッケージリリースや単独ライブも実施する予定、とのこと。こちらも目が離せない。
<プレ公演>
舞台「18クラブ」
※秋元氏の原案をもとに脚本家である丸尾氏が執筆。
2016年11月3日〜5日
青山スパイラルホール
[ストーリー概要]
東京都西東京市田無で夢も目標もなく生きる女子高生たちが「18クラブ」を結成する青春ドラマ。どう生きればいいのかわからない現代の若者に共鳴する舞台を目指す。なお「クラブ18」とは27歳でこの世を去ったロックミュージシャン達(ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリクス、ジム・モリソン、エイミー・ワインハウス等)の総称である「クラブ27」が元になっている。
<旗揚げ公演>
2018年2月9日〜12日
紀伊国屋ホール
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