テーマは重く、哲学的であるが、それをミュージカル、歌とダンスで綴っていく。ミュージカルナンバーは全部で33曲、多彩なメロディ、ほぼ歌で繋いでいる印象だ。視覚的にもわかりやすく、しかも子供達が演じる「数字の精」と「音符の精」がとにかく可愛いが、その存在は深い。数字の精は0〜9まであり、皆、名前がある。例えば、1は「エイス」、2は「デュオ」と言った具合だ。音符もCは「ツェー」、Dは「デー」、細かいところにまで意味があるのだ。ちなみに古代ギリシャの学者・ピタゴラス、彼は宇宙の全ては数から成り立つと考えた。また、彼はピタゴラス音律も唱えた。またタイトルにもなっている「スコア!」綴りは「SCORE」、楽譜は「スコア」と呼ばれ、またスポーツ等の得点記録等を「スコア」とよんだりする。どちらも同じ名前なのである。
「Fate/Zero」は、Fa…