開演前の幕にはゲームの『戦国BASARA』が映し出されているが、よく見るとキャラクターはその役を演じる俳優さんの画像で楽曲が流れているが、「ピッ」の音と共に画像が変わり、楽曲も変わる、という趣向。この映像はなかなか粋な計らい、そして開演5分前には“お約束”のホラ貝の音が響き渡る。
いよいよ開演、紗の幕に映像、その向こうでアンサンブル陣の殺陣、効果音、斬劇『戦国BASARA』のオープニング、和太鼓をベースにした楽曲、映像で地図が映し出される、小田原の北条氏は戦国時代、関東では一大勢力であった。時は豊臣秀吉の天下の時代、もちろん、それを快く思っていない武将もいる。「忌々しい豊臣」と伊達政宗はつぶやく。おなじみの楽曲が流れ、各キャラクターの殺陣、ここは“顔見せ”的で映像で各武将の名前が写し出され、自慢の技を繰り出し、決め台詞をバッチリ。そして全武将勢揃いで紗の幕にタイトル、斬劇『戦国BASARA』らしいテンションの上がる始まりだ。