シリーズ13作目となる斬劇『戦国BASARA』小田原征伐が始まる。前回は関ヶ原だったので、時代が前に戻る。
小田原征伐とは、1590年に豊臣秀吉が後北条氏を征伐し降した戦役。後北条氏が秀吉の沼田領裁定の一部について武力を持っての履行を惣無事令違反とみなされたことがきっかけ。時の天皇は秀吉に後北条氏討伐の勅書は発しなかったが、遠征前に節刀を授けている。よって秀吉は天皇の施策遂行として小田原城を攻めた。また小田原城を攻めるだけでなく、平行して行われた後北条氏領土の攻略もこの戦役に含まれる。このときの当主は北条氏政、後北条氏の第4代当主で正室の黄梅院は武田信玄の娘で武田義信や武田勝頼とは義兄弟の間柄で父の氏康の後を継いで最大版図を築くも、この小田原征伐で篭城の末に切腹した。これがだいたいの史実である。
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