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【レポート】ミュージカル「ヘタリア〜in the new world〜」

なおゲネプロ前に囲み会見があった。登壇したのは長江崚行、上田悠介、植田圭輔、磯貝龍虎、廣瀬大介、寿里、山沖勇輝、杉江大志、ROU(菊池卓也)、プロイセン役の高本学。

長江崚行:イタリア役
「この作品は東京から始まったので、東京公演の始まりは初演を思い出しますが、今回はフレッシュな気持ちで頑張れたらと思います。また、先輩方に色々なことを教えていただいて、毎回、ひと回りずつ大きくなれているように感じます。これまで頑張ってきたものをお見せしたいです!卒業だからといって、皆さんの前に二度と現れない訳ではないので、また会える日まで、元気でいてくれればと思います!」

上田悠介:ドイツ役
「大阪公演は一瞬だったので、東京公演も一瞬で終わってしまうのかなと思っています。2作目と3作目では、立場が圧倒的に違うので、今回は楽しくやっていきたいです。稽古では3キロくらい痩せて、シュッとしました(笑)」

植田圭輔:日本役
「成長著しくないこのメンバーが“成長”をテーマにやらせてもらっています(笑)“成長”ってすごく簡単な言葉に聞こえますが、刺激をもらって一歩踏み出すというのは幸せなことであり、難しいことだと思います。そこで、今回はお客様の背中をそっと押せるような作品になっているのではと思っています。この作品はメッセージ性の強い作品で、台詞にはたくさんの意味が詰まっています。そういった、物語の中の言葉にも注目してほしいです。」

磯貝龍虎:アメリカ役
「今回はアメリカ的な要素がたくさん出せると思います。みんなで盛り上がれるところがあるので、そこは要チェックです!最初の方は枢軸国が重苦しい感じになるのかと思いきや、楽しいこともあり、感動に向かっていくという最後にふさわしい作品になっております!お客さんみんなで楽しめる、アットホームな作品です!」

廣瀬大介:イギリス役
「今回のカンパニーはとても距離が近く、キャスト・スタッフが見えないところで繋がっているように思います。植ちゃん(植田圭輔さん)は後から稽古に合流したのですが、ハイスピードで追いついてきたのでびっくりしました。そんなカンパニーで、切磋琢磨して頑張りたいと思います。また、歌謡曲を歌うシーンがあるので、そこにも注目していただきたいです!」

寿里:フランス役
「1作目から常にチャレンジしている作品で、それを経て、今回の3作目にたどり着きました。お客様の広い心で許容していただき、のびのびと成長できました!この作品は、重たい過去をライトな芝居で表現しています。そんな過去を感じながら観ていただければと思います。僕は、役を通じて国が好きになったので、みんなと過ごせる時間を楽しみにしています!」

杉江大志:中国役
「キャスト・スタッフ共に、熱いメンバーが揃っています。このメンバーは一見バラバラに見えますが、みんな同じ方向を向いているのでまとまっています。枢軸国の三人が戻ってきたので、話に身を委ねて、作品のメッセージを受け取ってほしいと思います。」

ROU(菊池卓也):オーストリア役
「1作目から、個人的な変化として、僕の名前が変わりました(笑)3作目に帰ってこられて嬉しいです。今回は笑いどころや個性が分かってきたのではないか、という印象があります。是非、歌に注目してほしいです!最高のパフォーマンスを観せられると思うので、お楽しみに!」

高本学:プロイセン役
「初めて『ヘタリア』のミュージカルに出演できるというのは嬉しいです!歌やダンスは初めてなので、公演中も成長していきたいと思います。大阪公演では、お客様から歓声をいただけて、温かいなと感じました。稽古が終わって泣いちゃうくらい最高の作品です!」

山沖勇輝:ロシア役
(アメリカ役の磯貝さんから「今作を食べ物で例えるなら?」という質問を受けて)
「“するめいか”です!噛めば噛むほど、観れば観るほど、味がでます(笑)」
「みどころは、アメリカと一緒に東西冷戦の歌を歌うシーンです。僕はロシアに出会えて、ロシアの文化を学べてよかったと思います。楽しい雰囲気でやっているので、お客様にも楽しんでいただければと思います!」

ゲネプロ直前にも関わらず、終始和やかでリラックスした雰囲気、時々互いにツッコミを入れてみたりと楽しそう。カンパニーの仲の良さが伺えた会見であった。

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2.5news(編集部)

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