SHUN (Beat Buddy Boi )
僕は、ラッパー、ミュージシャンとしてこれまで活動してきましたが、2年くらい前から演技にも興味を持つようになりいつかやってみたいと思っていたので、今回出演のお話をいただいて、初めての挑戦ということで不安もありますが演技に挑戦できるチャンスなので全力で取り組みたいと思っています。『TOKYO TRIBE』は、僕自身ヒップホップというカルチャーが好きでラップをしているのもあり、元々原作の漫画も好きですし、映画版も観ています。原作のイメージを崩さないようにして、原作ファンの方にも楽しんでもらいたいですね。BBBのメンバーも一緒に出演するので、僕たちにしか出せないチームワーク感も出していきたいですし、ラップも演技も楽しみながらできたらいいなと思っています。
遠山晶司(梅棒)
2次元の作品を舞台化してみたいというのは、以前からうちのチーム内でもよく話していました。なので、『TOKYO TRIBE』の舞台化が決まって、それに出演できると聞いて嬉しかったですし、ワクワクしました。フィクションではあるんですが、若者たちの狂気に似た部分などをデフォルメして描かれていたり、人間の黒い部分も描かれていて、すごく圧倒される世界観がありますよね、『TOKYO TRIBE』って。今回、うちの伊藤が演出を担当するので、密にコミュニケーションを取れる関係性でもありますから、僕も演技やダンスだけじゃなく、一緒に作っていく気持ちで臨みたいと思っていますし、新しいモノになるんじゃないかという期待感もあります。
KEN THE 390
『TOKYO TRIBE』が連載されていた当時は、ヒップホップカルチャーが漫画で取り上げられることがほとんどなかったと思うんです。ヒップホップの情報自体も今と比べると少なかったんですが、この漫画の中に求める情報があったので夢中になって読んでいましたね。なので、出演が決まった時は嬉しかったです。東京の会場のO-EASTは何度もライブをやっているホームグラウンドに近い場所ですし、ライブハウスなので迫力のある音が出せるのでいいですよね。今回の撮影のカメラマンの方もスタイリストの方もヒップホップフィールドの方なので、こっち側のカルチャーをうまく生かして舞台に持っていけたら面白いんじゃないかなって思っています。
植木豪
正式なオファーをいただく前に「植木さんにピッタリの作品があるんです」って声をかけてもらっていて、「何だろう?」って思って待っていたら舞台版『TOKYO TRIBE』でした。ヒップホップカルチャーやアンダーグラウンドなものを描いて、ファッション誌で連載し、決して媚びず、最先端の人たちに発信していた大好きな作品なので“ピッタリ”と言ってもらえたことが嬉しかったです。梅棒の方は何人かステージやイベントでご一緒させていただいたこともありますし、宮澤佐江ちゃんはかなり前ですけどドラマで恋人役として共演ことがあります。今回、他の共演者も個性的な方ばかりなので刺激を受けたりしながらいい作品を作っていきたいですね。
遠藤誠(梅棒)
『TOKYO TRIBE』は熱狂的なファンが多い作品で、僕も原作を読みましたがすごく独特な世界観がありますよね。それを舞台でどう表現できるのかが今から楽しみです。もともと僕らがやっているダンスチームの作品がJ-POPの曲に合わせてストーリー展開していくものが多いんですが、今回の舞台『TOKYO TRIBE』の演出を梅棒のリーダー、伊藤今人がやらせていただくので、僕らが普段やっている作品の世界観と『TOKYO TRIBE』の世界観がどうミクスチャーされるのかも楽しみです。今、2.5次元の舞台が人気ですよね。この作品も原作モノの舞台化ということで、ある意味、2.5次元だとは思いますが、それらともまた違った作品が作れたらなと思います。