【オフィシャルレポート】『夢舞台 艶が~る 初宴』

『夢舞台 艶が~る 初宴』

原作は120万人がプレイした大人気恋愛ゲーム『艶が~る プレミアム』
他の恋愛ゲームに無い特徴としては、一人の登場人物以外、全員史実通りの動きをしているということだ。恋愛の都合で歴史は改変されないため、男性中心に描かれる幕末事変と女性目線の恋愛模様が舞台化の注目ポイントでもある。

紅白の提灯が劇場の左右に飾られ、ほんのりとセットを照らしている。主人公の高校生が、幕末へタイムスリップする原因となった写真機が中心に置いてある。

時は文久3年。
物語はタイムスリップした平成の女子高生・さくらが置屋の主人に預けられたところから始まる。
唯一架空の人物・藍屋秋斉。彼に預けられたさくらは新造として、新選組をはじめとする幕末の志士たちと触れ合っていく。「蛤御門の変」「池田屋事件」など、著名な事件を通して、彼らが自分たちが生きていた「日本の未来」を真剣に考えるく熱く、強い思いにうたれていく。同時に、さくらは藍屋の隠された部分を垣間見て、少しずつ惹かれていくのだった。

物語の後半は、徳川慶喜が大政奉還を成した直後の話。伏見奉行所へと向かう道すがらの殺陣シーンは圧巻!前方席では本物の鍔迫り合いの音が届くほどの剣戟は、畳み掛ける構成のため、恋愛ゲーム原作と思って見ているとひたすら引き込まれること間違い無し!

今回は「月END」「結END」の二種類のENDが用意されている。
それぞれさくらが藍屋と共に「平成に戻る」か、「幕末に残る」かというもので、原作ゲームは課金が必要なエンディングだという。舞台も両END共にゲームと同じ驚きを用意しているということなので、見てのお楽しみだ。

恋愛の“艶”と、男性キャストの無骨な“艶”が楽しめる『夢舞台 艶が~る 初宴』は6月25日(日)まで新宿村LIVEで上演中

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2.5news(編集部)

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