稽古風景撮影：田中聖太郎写真事務所
快晴の６月12日、この６月16日に開幕する LOVE ON THE FLOOR 2017の公開稽古が行われた。披露されたのは２曲、まず「Glory」というナンバー、高橋大輔が踊ると空気感が変わる。流石のパフォーマンス、高橋以外の男性パフォーマーは大柄で高橋は小柄ではあるが、存在感は抜群だ。セットは何もない。激しく、キレのあるダンス、ジャンプ、ごく短い時間だが、居合わせた取材陣や関係者を唸らせた。それからテーブルや椅子等をセットしてからは「The first date」、これは演出・構成・主演のシェリル・バークを中心としたナンバーだ。楽しげで軽快な印象で端に座って観ている高橋も手拍子でノリノリだ。タイトル通り、男女のダンスで明るく、時には妖艶に、POPに、パフォーマーのスキルの高さを印象つけた。この作品はミュージカルのようにパフォーマーが歌ったり、台詞を言ったりはしない。全ては身体で、ダンスで表現するスタイルであるが、前衛パフォーマンスのような感じではなく、ところどころに馴染みのある振付を用いており、親しみのあるステージだ。