勇壮な和太鼓、しょっぱなから織田信長が現れ、扇子を広げて歌い、舞う。大河ドラマでもよく観るシーン、本能寺の変で織田信長が舞うが、そういったシーンを彷彿とさせる場面だ。その次は孫一が通路から登場する。歌い終わって「さあ!おっぱじめるとするか〜!」と元気よく!それからここの物語の登場人物が次々と登場する。襲撃シーン、アクション、殺陣、盛り上がる出だし、しかも生演奏だ。形式的にはミュージカルに近いが、ところどころ台詞が歌になっており、オペラっぽい印象も受ける。信長暗殺を企む孫一率いる雑賀衆、しかし、信長は孫一たちの才能に惹かれ、孫一もまた、信長のパワーのある求心力に惹かれていった。そんな中、顕如が率いる一向宗、織田信長打倒を狙っており、織田軍内に謀反の種を蒔く。織田の家臣、明智光秀は野心を抑えられなくなり、顕如と手を組んでしまう。光秀にとっては孫一たちは邪魔な存在、信長の暗殺計画は進んでいき、孫一たちは光秀の罠にかかり、バラバラの危機に陥るのであった。