今回は戦国時代でも個性的な武将で知られる伊達政宗、彼は天下人への夢を燻らせ続ける、「天下人になることは見果てぬ夢なのか……」と思う。武将なら天下を取ってみたいと思うのは無理からぬこと、まして伊達政宗程の武将なら、尚更だ。しかし、そうはならなかったことは歴史が証明している。そこがストーリーの“要”となる。
伊達政宗、細川忠興(早乙女じょうじ)、片倉景綱(高松潤)の葛藤と人間関係、主従を超えて友情に近いものも感じられる。刀剣男士たちもまた、この歴史的危機に遭遇して成長し、友情を育む。また山姥切国広(荒牧慶彦)と小夜左文字、頑なだった小夜左文字が少しづつ心境が変わっていくが、ここを納谷健が健闘。各刀剣男士たち、相変わらずな表情を見せつつも、ここぞという時は力いっぱいに歴史改変を目論む「 歴史修正主義者」に立ち向かっていくが、今回の彼らは何故か手強い、その訳は観てのお楽しみ。
2025年2月をもって、建て替…