このほど劇団四季は、2018年夏より東京・大井町において、ミュージカル『キャッツ』ロングラン公演の実施を決定いたしました。専用劇場「キャッツ・シアター(大井町)」を新設し行うこの公演は、横浜(2009年~2012年)以来、6年ぶりの首都圏上演となります。
『キャッツ』は、作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが、英国の詩人T.S.エリオットの詩集をミュージカル化した作品です。都会のゴミ捨て場を舞台に、24匹の猫たちの生き様を描きます。四季では1983年に東京・西新宿のテント式劇場「キャッツ・シアター」で初演。これまでに全国9都市でのべ23公演を実施し、総公演回数9,484回、総入場者数は約930万人を数えます(5/31時点)。
なお今回の劇場は、四季専用劇場の一つ、四季劇場[夏]が隣接するJR東日本所有地に建設。これにより四季が首都圏で保有する専用劇場は、同作品開幕時点で計4館となります([夏]、電通四季劇場[海]、自由劇場。本年5月~6月に掛けて、四季劇場[春][秋]が一時休止)。
初演から30余年、日本演劇界にいくつもの変革をもたらしてきた『キャッツ』―。新たな歴史の始まりにどうぞご注目ください。
【ミュージカル 『キャッツ』 東京公演概要】
◇公演期間 : 2018年夏 開幕
◇会 場 : キャッツ・シアター(大井町)/品川区広町二丁目3721番1
※料金、発売日程等は決まり次第お知らせさせていただきます
◇お問合せ : 劇団四季 東京オフィス 03-5776-6730
◇備 考 : 現在行われている大阪公演は、2018年5月6日に千秋楽となる。
撮影:荒井健