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【レポート】「ALL OUT!! THE STAGE」

 なお、ゲネプロに先がけて囲み会見があった。登壇したのはメイン校の神高のメンバー、祇園健次役の原嶋元久、石清水澄明役の伊万里有、赤山濯也役の佐伯大地、八王子睦役の松風雅也、籠信吾役の萩野崇、そして演出の西田シャトナー。
 原嶋元久は「面白いものが出来たと思います!お客様の心にトライ出来るように!体脂肪がなくなって筋肉がつきました。」と挨拶。続けて伊万里有も「お客様と一緒にトライ出来るといいなと思います」とコメント。佐伯大地は「斬新で熱のある作品に」とコメントしたが、限られた空間で奥行きのある動きを感じられる。松風雅也は「世界初のラグビーの舞台化、素晴らしい舞台が出来たと思います」と胸を張る。キャラクター設定でも見守る立場、コーチ役の萩野崇は「稽古から頑張りました」とコメント。演出の西田も「未知の世界」とコメント。誰も観たことのない「ラグビーの舞台化」である。原嶋元久は「誰でも主役になれる」とコメントしたが、コミックにも登場する言葉、これはこの作品のテーマでもある。稽古はめちゃくちゃキツかったようで「本当のラグビーじゃないんですけど舞台でやってみて、痛いんです。ラグビーって男同士の本当の闘いなんだなって……」と伊万里有。皆、本当のラグビーをやってるが如くの“大汗”。佐伯大地は「ひとつひとつのシーンが“出来るの??”みたいなところから始まる」と語る。2次元の壁を超えての舞台化、演出の西田は「原作ファンの方がたくさん来ると思います。それを意識しながら、自分も原作のファンとして一生懸命やりましたので、同じ目で楽しんでもらえればうれしいです」とコメント。なんでもそうだが「初」を生み出すことは大変な作業、舞台化も“ALL OUT(全て出し切る)”だ。

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2.5news(編集部)

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