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【レポート】舞台「あさひなぐ」

 二ツ坂高校一年になった東島旭(とうじま・あさひ)は今迄とは違う自分になる!と決意。中学では美術部だったが、「(競技人口が少なくインターハイに出やすい)薙刀は高校部活界のアメリカンドリーム!」という謳い文句に惹かれて薙刀部に入部する。夢はでっかく、目指すはインターハイ全国大会!しかし、旭は背は低い、非力、しかも運動音痴、周りからは「ぼんやりメガネ」と言われる程の体育会系とは無縁な少女。しかし、圧倒的に強い先輩・宮路真春(みやじ・まはる)に憧れを抱き、「強くなりたい」と願う。同じ1年生で剣道経験があり、勝ち気な八十村将子(やそむら・しょうこ)と両親に溺愛されて育ったお嬢様な紺野さくら(こんの・さくら)と共に奮闘するも旭は落ちこぼれてばかり。鬼の尼僧の寿慶の下で行われた夏合宿でも別メニュー……合宿の後の新人戦で宮路真春が國陵高校の1年生の一堂寧々に敗退するという大波乱!さて二ツ坂高校vs國陵高校、どうなるのか?がだいたいのストーリー。
 登場するのはメイン校の二ツ坂高校とライバル校の國陵高校だが、この國陵高校、団体メンバーが揃えられないほどの弱小校であったが、1年生エース・一堂寧々(いちどう・ねね)の加入によりめっぽう強くなった。一堂は親の転勤で東京の学校に進学したものの、薙刀のレベルが低い東京に嫌気がさしていた。部長の寒河江 純(さがえ じゅん)は温厚な性格、部をまとめるために頑張るキャラクターである。
 ひとくせもふたくせもある女子高生たちが織りなす薙刀部活物語、初日にさきがけて5月19日、場面の一部が報道陣に公開された。

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2.5news(編集部)

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