【3.0レポート】「ダニーと紺碧の海」

言葉そのものだけでなく、言葉と言葉の“行間”までも意味がある。人と人の出会いはいつも偶然でしかない、この2人も例外なく、である。そんな2人が言葉を交わす。放たれた言葉は心の奥底で解けていく。2つの孤独な魂が出会い、反目し合いながらも寄り添えるのは、言葉が魂であるからに他ならない。その魂が呼応した瞬間、ほんの少しわかり合える、そこに愛が生まれる。その愛は永遠なのか一瞬なのか、それはわからない。しかし、この瞬間は“永遠”にも感じる。もしかしたら、数日後には別れてしまうかもしれないが、そんな先のことは考えない。今、この瞬間を分かち合うことこそが大切なのだと。人生は“瞬間”の連続だ。その瞬間を言葉で紡いでいくと、何かがある。深い、青い海のように。

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2.5news(編集部)

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