Categories: レポート

【レポート】超体感ステージ『キャプテン翼』、制作発表会!

 また、ソニー側から今回の技術についての説明があった。演劇では初めての最先端のインタラクティブ技術というものを使うのだが、これはソニーが開発した触覚提示技術(ハプティクス技術)で観客は特注のハプティックウェアを装着する。すると舞台の演出に合わせてリアルな振動を体感出来るという画期的なもの。ウェアを装着し、膝付近と足にも装着する。例えばキックした時のボールの感触、胸でキャッチしたボールの“振動”が舞台の演出に合わせて自分自身、身を持って体感出来る、それも客席に座っていながらにして、という訳だ。ソニーによると「単なる振動ではない」ということ。つまり、たたの“ブルブル”な振動ではなく、本当にリアルな感触のもの、「リアリティを目指して開発してきた」ということでそれも「こまやかなアナログ表現」とコメントし、さらに「デザインに入ってくる領域」と語った。
 そして実際にMCと原作者とキャストから代表で日向小次郎役の松井勇歩が早速体験。舞台上では翼役の元木聖也らが実際にパフォーマンスを行う。その感想は……「試合見てる感覚+リズムの乗って振動がきた!」(松井)。つまり、客席にいながら舞台上のプレイヤーになった気分に浸れるのである。ソニーからは「世界初!の舞台を全身で感じる!」とさらなるコメント。これは、まさに画期的なことである。チケット発売、抽選先行発売は5月9日12:00から受付開始。一般販売は6月11日10:00にスタートする。
 なお、演出家より、この時点でまさかの!ちょいネタバレ。
「ドライブシュートは映像を使うことになると思います。スカイラブハリケーンは、立花兄弟役の2人にリアルにやってもらいたい」とのことだ。

 

Page: 1 2 3 4 5

2.5news(編集部)

2.5news(編集部)