なお編集部に演出のキムラ真さんから特別コメントが到着した。
--この作品の演出のお話を頂いた時の感想をお願いいたします。
キムラ:美く愛に溢れた世界観をどう表現するかをどう表現するか、ワクワクしました。
--キャストさんの魅力は?お稽古も進んでいますが。
キムラ:とにかく全員、いい意味で〝くせが強い〟です。だから毎日がたのしいですね。
--舞台化するにあたっての難しかったところ、また見どころ等をネタバレにならない程度にお願いいたします。
キムラ:世界観を映像で表現するのではなく、人間の肉体で表現するという挑戦です。
--昨今、アニメ・コミック・ゲーム原作の舞台がもの凄く増えましたが、このジャンルの可能性は?
キムラ:ただキャラクターが出て来るだけではなく、しっかりと物語を生きる事を見せなくてはならない。その時、原作の魅力が増すと信じています。
--決まり質問です、公演PRをお願いいたします。
キムラ:僕は『黒薔薇アリス』の続きの物語が見たいファンの1人です。この美しい世界が、劇場を飛び出す瞬間を目撃してください。
--ありがとうございます!公演を楽しみにしています。
【キムラ真(きむらまこと)】
1981年7月17日生
宮城県生まれ、北海道(札幌)育ち。北海道釧路教育大学の演劇部出身。
2005年に上京し、小劇場界で歌って踊るナンセンス劇団として活躍していた【水性音楽】に入団。
2006年の解散まで二年間、全作品の出演・演出助手をつとめる。
2007年ナイスコンプレックスを旗揚げ。主宰を務めるナイスコンプレックスの脚本・演出・役者の他にも、外部団体企画舞台の脚本・演出なども務める。その特徴としては、劇場という空間における創造力と想像力の融合を実現し、演劇性を持ったエンターテインメントを提示している。
[おもな活動履歴]
・ナイスコンプレックス全作品執筆、ほぼ全作品の演出、出演
・極上文學シリーズ演出
・舞台ペルソナ3シリーズPERSONA3 the WM演出
・舞台「のぶニャがの野望 幸村と五輪の剣」演出
・舞台「龍狼伝 第二章」(企画製作:GRASP)演出
・“新感覚・音楽朗読劇”SOUNDTHEATRE 演出
・舞台「黒薔薇アリス」演出