原作は2014年に周豪(Zhou Hao)監督が大学在学中に撮影し、香港国際映画祭のFILM MART(International Film and Market)でも上映され、同年日本では、なら国際映画祭で最高賞であるゴールデン SHIKA 賞を受賞、本国中国でも中国独立映画祭2014年度 新人賞を受賞、そのほか2015年ジュネーブ国際独立映画祭 批評家賞受賞と、高い評価を受けている作品。
物語の舞台は現代中国の地方都市、売春で日々の糧を得ながら、他者とのつながりを強く求める若者たちが登場する。主人公は男娼・水仙(北村諒)、彼と夜の世界に溺れていくゲイの青年・夜来香(松村龍之介)を中心に物語は進行する。