【3.0リリース】舞台「野良女」  美女5人が並んだキービジュアルを解禁!

舞台「野良女」 戦闘態勢の美女5人が並んだキービジュアルを解禁!
佐津川愛美、芹那らが恥じらい捨てたアラサー女を熱演

キャスト5人のビジュアル撮影の様子はこちら

舞台「野良女」のキービジュアルが発表となった。
原作は「校閲ガール」「花宵道中」などのヒットメーカー宮木あや子。宮木作品の中でも女性から圧倒的な共感を集め続けている大人気小説が、佐津川愛美、芹那ら豪華キャストを迎えて舞台化されることとなり、現在話題沸騰中だ。そして上演を1か月後に控えた本日、そのキービジュアルがいよいよお披露目となった。

発表されたキービジュアルは、繁華街のネオンをバックに出演者である佐津川ら5人が決意に燃えた鋭い視線でこちらを見据える印象的なデザインだ。
「しょぼくれSex And the City@中央線の荻窪より西側」と原作者の宮木が自らキャッチコピーをつけた世界観を表すべく、デザイナー自ら西荻窪や三鷹、武蔵境などを歩き、独特な街並みをデザイン上に再現した。立ち並ぶ5人の表情には、世間、年齢、男など彼女たちを取り巻く様々な問題と闘おうとする強い意志が込められている。

それぞれが身を包んでいるのは、実際に舞台上で用いられる衣装だ。佐津川愛美(さつかわ・あいみ)演じる鑓水(やりみず)は、人当たりが良く美人なのになぜか二年も彼氏ができないというキャラクター。衣装には白いワンピースとオレンジのカーディガンが選ばれ、鑓水の周りに影響を受けやすいピュアな精神世界が表れている。ビジュアル撮影後には「会話劇がとても面白い芝居です、ぜひ見に来てください」と下ネタ全開で爆笑必至のあけすけトークが繰り広げられる本編への期待をあおった。

芹那(せりな)が演じるのは桶川(おけがわ)というキャラクター。「付き合う彼氏に軒並み暴力を振るわれる保険勧誘員」という癖があるキャラクターだ。衣装には露出度の高い部屋着のような黒の上下が選ばれた。芹那は自身の役について、「桶川は淡々とした人物で、(DVでできたあざを隠すために)眼帯を付けたりもしている。見た人が私だってわからないかもしれないくらい不思議な役どころ」と語る。普段とは全く違う彼女の姿が観られそうだ。

沢井美優(さわい・みゆう)演じる朝日(あさひ)は、ミスコン三連覇を達成したという美貌を持ち、社長秘書で実家は金持ちと恵まれた環境でありながら「オジンとカテゴライズされる異性」とばかり関係を持つというこれまた個性の強い人物だ。衣装は、朝日のキャラクターを体現するような、派手なピンクのワンピースとジャケットである。「女性に共感してもらえる部分と、『なんでこうなっちゃうの!?』と共感できない部分と、その両方を楽しんでもらいたい」と意気込みを語った沢井。世の女性たちにとっては楽しめる舞台となること間違いなしだ。

深谷美歩(ふかや・みほ)の演じる壺井(つぼい)は正社員としてキャリアを進めながらも、カナダに住む彼氏との遠距離恋愛に悩まされる人物。キャリアウーマンらしい、スタイリッシュで都会的なパンツスーツが衣装として採用された。撮影後のコメントでは「アラサーの私たちにしかできない必死に生きる姿をぜひ見に来てください」と呼びかけた深谷。年の近い5人が普段からリアルに感じていることが、役に落とし込まれることにより生まれる化学反応が期待される。

菊地美香(きくち・みか)は不倫に溺れ自傷行為を繰り返す横山(よこやま)を演じる。個性の強い5人のなかでも一際大きな役割を演じることとなる彼女の衣装は、なんとウェディングドレス。もちろんこちらも、実際に劇中で使用されるものとなる。撮影後の菊地に話を聞いてみると、「(他の4人と)最後には一生の友となる覚悟で頑張ってまいります。素敵な作品になると思います」と力強くコメントした。今後始まるという稽古の中で、5人がどのようなチームになっていくのかも、見どころとなるかもしれない。

5人のメインキャストがそろい踏みし、闘う女たちを熱演する舞台「野良女」。
2017年4月5日(水)~9日(日)まで新宿シアターサンモールにて上演される。

【舞台「野良女」あらすじ】

いつものように行きつけの大衆居酒屋に集まり、5人の女子会が開かれる。鑓水と横山は派遣社員。朝日は親のコネで社長秘書、桶川は生保の営業。壺井だけが正社員として働いている。とはいえ、 元々資産家令嬢である朝日を除いて収入も生活レベルも似た者同士である。

5人が集まり、出て来る話は『25歳を過ぎれば普通は結婚できるものだと思っていたのに、なぜ、自分はできないのか・・・』という事。Facebookを見ると、地元に残った友達は、とっくに結婚して子供も産んでいるようだ。それなら、自分たちが結婚できない理由は東京に住んでいるからなのか?
酔っ払った女たちの会話は、流れを無視して、すぐ別の話題に変わる。次は仕事の話だ。唯一の正社員である壺井だが、 納期と上司と取引先に振り回され、白髪が出始めたと焦りだしている。結果、転職活動を始めだした。
横山は、仕事の話には興味がなく、不倫関係を続ける男性が、本当に離婚して自分と結婚をしてくれるのか、そこにしか関 心がない。
大学時代にミスコン三連覇という輝かしい実績がある朝日は、モテ続けて余裕がある。桶川は、どちらかというと皆の聞き役に徹している。しかし、なぜか眼帯をしている。 そこに1人の男性が入ってきた。実は今日の女子会には隠されたテーマがあった。鑓水が会社の喫煙室で出会った年下の男性(鈴木大輔)。自分から誘い出す勇気もなく、彼が行きつけという店で待ち伏せしていたのだ。鑓水は、可愛らしい容姿にもかかわらず、何故か2年間彼氏がいない。つまり、2年間男性と行為に至っていない。鈴木に好感を持ち、どうしても鈴木と・・・・・ヤリたいと思っているのだ。5人は結束。あっという間に、鈴木を酔い潰し、彼女がいないという事を聞き出し、好みのタイプも聞き出し、そっと店を出て、鑓水と鈴木を2人きりに。2年ぶりにヤリたくて仕方がない鑓水は、自分も酔ったフリをして鈴木の部屋に行く。しかし、朝日が飲ませすぎたのか酔いつぶれた鈴木は寝てしまい、何度起こしても目を覚まさない。鑓水は鈴木のネクタイを外し、ズボンを下ろし、無理矢理に滋養強壮ドリンクを飲ませ・・・それでも鈴木は起きない。鑓水は強硬手段に。トランクスの上から鈴木の股間を掴む。すると・・・信じられないくらいに大きくなる。でも、まだ鈴木は目を覚まさない。すぐに股間は萎えた。鑓水は楽しくなり、揉む、大きくする、萎える、揉む・・・と楽しんだ。
結局、鑓水は諦めて、家に帰った。

50代の社長とアメリカンクラブで出会った外国人と二股をかけ、お金持ちが好きな朝日。しかし、合コンに出会った無骨な年下の職人に夢中になってしまう。そこに、厳しく自己を見つめ直す起因となる事を知らずに・・・。

壺井は転職活動がうまくいかない。海外で働きたいという野望もありながら、祖母の紹介で見合いをする事になる。しかし、うまくいかず・・・。次なる目標が定まらない。占いに行く事を決める。

桶川の彼氏はDVがとまらない。横山は桶川のアザを見て、それは幸せなのかと問い詰めるが、馬耳東風そのもの。それでも、桶川には桶川なりの譲れないプライドがあるようだ。

横山は不倫関係に悩み続ける。不倫相手の嫁から電話がかかってきて、自己が追い込み始めた。仲間たちは横山の窮地を察して不倫関係の解消を説得するが、横山は「この先、わたしのことを誰か好きになってくれる人がいると思う?」とざめ ざめと泣きだし、皆は言葉を失った。

鑓水は、鈴木との関係が深まり始めた。しかし、体調に変化があり・・・ 闘い続け、もがき続け、とにかく一生懸命であり続ける5人。その宿命はいずこに・・・?

【公演情報】

期間 : 2017年4月5日(水)〜2017年4月9日(日)
場所 : 新宿シアターサンモール
出演 : 佐津川愛美 芹那 沢井美優 深谷美歩 菊地美香 他
演出 : 稲葉賀恵(文学座)
脚本 : オノマリコ(趣向)
音楽 : オレノグラフィティ(劇団鹿殺し)
公式サイト : http://noraonna-stage.jp
公式ツイッター : @noraonnna_stage

■「野良女」過去リリース情報
https://stagenews25.jp/?p=10205
https://stagenews25.jp/?p=11078
https://stagenews25.jp/?p=9513
https://stagenews25.jp/?tag=野良女

2.5news(編集部)

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