G-ロケッツのメンバー等身体能力の高いパフォーマーが集まり、「シルク・ド・ソレイユ」顔負けの高い技術でのパフォーマンスを魅せてくれる。観劇中、観客はスマホを取り出す、実は専用のアプリと連動させることが出来る、まさに21世紀らしい仕掛けだ。写真撮影のタイミング、アプリからカメラをキック、しかも歌詞が出たり、これは楽しい!
幻想的なシーン、殺陣等のアクションシーン、ポップで愉快なシーン等、緩急つけた構成、スマホを使わないで普通に観劇しても、もちろんOK、明治座ならではの花道もフルに使い、また、大きなバルーンが客席に!自分のところに来たら、「えい!」と返そう。ラスト近くは客席に桜吹雪が、もうたっぷり!舞台上では映像の桜とパフォーマーの“桜”がシンクロして、ここはビューポイント、桜の精霊が登場し、華やかで幻想的な美しいシーンに仕上がっていた。