なお、ゲネプロ終了後に会見があった。登壇したのは横浜流星、篠田麻里子、東幹久、演出の鈴木勝秀。横浜流星は「原作ファンも原作を知らない方でも楽しんで頂ける作品」とアピール。続いて篠田麻里子も「映画やゲームに負けない迫力です!」とコメント。演出の鈴木勝秀は「ゾンビ、彼らがすごく頑張った、いいカンパニーです」とゲネプロの手応えを語り、「(横浜、篠田に向かって)二人ともスゴい体力があってパワフル」と絶賛した。横浜は「有名なゲームで映画化もされているので(出演するには)、すっごく嬉しいし、しかもオリジナルストーリーでワクワクもあった」と振り返る。極真空手の初段の横浜は医者の役、ちょっと“静”的な役どころだが「でもアクションシーンがあることだけで嬉しい」とコメント(後半のアクションに注目)。さらに東幹久は「舞台は生!いろんな仕掛けがある」といい、篠田は「刺激が欲しい方は是非、劇場へ!」と更なるアピール。なお、東幹久の役は本来なかった役だそうで演出家から「東さんのための役」と“当て書き”であることを明かした。横浜は「人間が極限状態に陥った時に、どうやって対応するのかすごく深く描かれている作品。非現実的な設定かもしれないけど、いつ何が起きるかわからない世の中、僕はすごく考えさせられました。観ていただいた方には何かを感じていただけたら」としみじみ。そして演出家から「是非!いらしてください!」とアピール言葉で締めたが、劇場に足を踏み入れないとわからないことばかりの“体感型”、演劇的にもエキサイティングなステージだ。