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アシタカ:市川團子×サン:中村壱太郎 次代を担う二人がスーパー歌舞伎の新作に挑む!スーパー歌舞伎『もののけ姫』上演決定!

1986年、歌舞伎の伝統と現代的なスペクタクルを融合させたダイナミッ クで斬新な演出が話題を呼び、日本の演劇界に新たなジャンルを確立した スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』。その初演から40周年を迎える2026年、 スーパー歌舞伎に新たな作品が誕生。

今回スーパー歌舞伎として新たな息吹が吹き込まれるのは、公開から四半世紀以上が経ったいまなお多くの人々に愛される不朽の名作「もののけ姫」。
スタジオジブリの宮﨑 駿監督が原作・脚本・監督を手掛け、アシタカとサン、タタラ場に生きる人々と森に棲む神々、それぞれの運命が絡みあい、人間と自然の壮絶な衝突と共生への願いを描き出した「もののけ姫」が、スーパー歌舞伎『もののけ姫』として新たな歴史を刻みます。

この度、呪いをかけられた少年・アシタカを市川團子、山犬に育てられた少女・サンを中村壱太郎が演じることが決定。次代を担う二人の若き才能が、スーパー歌舞伎の新作に挑みます。

コメント

アシタカ:市川團子
祖父が亡くなった連絡を受け聴いた曲が「もののけ姫」の「アシタカせっ記」でした。 悲しみの中で「希望」を貰ったことを今でも鮮明に覚えています。 まだこのお話をいただく前のことで、何か運命的なものを感じてなりません。
スーパー歌舞伎は、祖父が歌舞伎の未来を見据え、今に生きる瑞々しくエネルギーに満ちた歌舞伎を目指し創られたものです。その観点からも『もののけ姫』をスーパー歌舞伎で上演することは、とても意義があることだと感じています。
歌舞伎ファンの方には勿論、ジブリファンの方にも納得していただき、何よりも皆様に楽しんでもらえる作品になるよう、私も曇りなき眼で『もののけ姫』に挑みたいと思います。

サン:中村壱太郎
スーパー歌舞伎『もののけ姫』が来年上演されること、今からとても緊張と興奮を強く感じております。
「もののけ姫」は私が小学校の時に公開された作品、その時は何となくの記憶ではありましたが、改めて大人になってから作品を観て、何故かとても歌舞伎的な決め台詞の印象の残り方があると感じた思い出があります。
そしてとても素敵な久石譲さんの音楽。この壮大で、誰もが知る作品を「スーパー歌舞伎でやってよかった!」と思える、未来につながる作品の幕開けにしたいと思います!

公演概要

スーパー歌舞伎『もののけ姫』

原作/宮﨑 駿
オリジナル音楽/久石 譲
脚本/丹羽圭子 戸部和久
演出/横内謙介
協力/スタジオジブリ

出演
アシタカ 市川團子
サン 中村壱太郎

2026年7月~8月 東京・新橋演舞場

製作 松竹株式会社

公式HP: https://mononoke-kabuki.jp/

Rie Koike