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ミュージカル『ISSA in Paris』岡宮来夢が小林一茶ゆかりの地、そして地元長野県にてPR活動!

2026年1月に東京・日生劇場、2月に大阪・梅田芸術劇場メインホール、愛知・御園座にて上演される、ミュージカル『ISSAinParis』。

世界中で「HAIKU」として知られている日本の文学の文化の一つ、「俳句」。小林一茶は日本人なら誰でも知っている有名な俳人ですが、小林一茶と名乗るまでに「空白の10年」があることはご存知でしょうか?本作は現代と過去を交錯させながら、小林一茶の知られざる10年を大胆かつファンタジックに描くオリジナルミュージカルとなります。

本作を手掛けるのは『ナイン』『タイタニック』でトニー賞の最優秀作詞作曲賞を2度も受賞した、ミュージカル界の巨匠モーリー・イェストン。日本文学にも造詣が深く、学生時代には日本文学のハイレベルな翻訳を学びました。特に興味を持ち、彼の感性に響いたのは小林一茶の「露の世は露の世ながらさりながら」という俳句。愛しいわが子を失った一切の深い悲しみ、諦めきれぬ思いを、最小限の言葉で最も深く表現しており、その俳句に感銘を受けてモーリー・イェストンの『ISSA in Paris』創作は始まりました。

そして、11月25日(火)、本作で小林一茶を演じる岡宮来夢が、小林一茶のゆかりの地で地元でもある長野県を訪れ、長野県副知事表敬訪問・信濃町町長表敬訪問・一茶記念館見学をいたしました。
来年2026年、長野県は【県政150周年】、そして信濃町は【小林一茶200回忌】【町制施行70周年】の節目を迎えます。今回の表敬訪問では、長野県副知事・関昇一郎氏、信濃町町長・鈴木文雄氏より温かい激励のお言葉をいただき、さらには一茶記念館にて学芸員・渡辺洋氏から小林一茶の歩み について貴重なお話を伺い、公演への思いがいっそう強まりました。

長野県副知事表敬訪問コメント(抜粋)

関昇一郎・長野県副知事
小林一茶は長野県にとって偉大な芸術家で我々も子どもの頃から親しんだ方です。その小林一茶役を長野県出身の岡宮さんが演じられるということで、心から楽しみにしております。一茶の生涯で、これまであまり意識してこなかった空白の10年間に焦点を当て、ミュージカルとして表現するという発想はとても面白いと感じました。多くの県民の皆さまにも『ISSA in Paris』をご覧になっていただきたいと思います。また、この機会を通じて小林一茶への関心が一層深まることを期待しております。公演の成功を心より祈念いたします。

岡宮来夢・小林一茶役
『ISSA in Paris』は原案・作詞・作曲のモーリー・イェストンさんが「露の世は露の世ながらさりながら」の俳句に感銘を受けて創作されたミュージカルです。20数年間の念願が叶った作品だそうで、その分の気持ちのこもった歌がたくさんあり、また和と洋の間のような面白い楽曲で聞き応えがあるんじゃないかなと思っています。そして、現代の日本と江戸の日本。現代のパリと過去のパリが出てきて、ビジュアル的にもすごく楽しく華やかだと思います。

信濃町長表敬訪問・一茶記念館見学コメント(抜粋)

鈴木文雄・信濃町町長
ようこそ信濃町へいらっしゃいました。来年は小林一茶200回忌という節目の年にもあたりますので、ミュージカルでさらに盛り上げ花を添えていただく、そのような機会になるかと、とても嬉しく思っております。さらには、岡宮さんは長野市のご出身で、一茶かるたを持っていらっしゃるとのことで、大変縁を感じております。

岡宮来夢・小林一茶役
一茶記念館で色々なものを直接目にすることで、親近感がわき、想像が膨らみました。一茶は、つらい状況もユーモアに変えて前を向き乗り越えていったんだなと。そして好きなことに対して一心不乱で、色んな角度から物事を見ていたんだと感じました。信濃町への道中で山々が見え、一茶もそういう景色を見ながら過ごしていたんだと、同じものを共有できた気持ちになりました。日本発のオリジナルミュージカルに参加することは、僕の大きな目標の一つで、それを子供の頃から馴染みのあった小林一茶役で叶えられることに、光栄に思っています。ミュージカル『ISSA in Paris』は、日本の歴史ある俳句という文化を世界に届けるきっかけになると思います。共演者の皆さまが素晴らしい方ばかりで、モーリー・イェストンさんの楽曲をもとに演出の藤田俊太郎さん、振付のジュリア・チェンさんと今立ち稽古が進み、すごくワクワクする世界観で作れていますので、皆様に劇場でお会いするのが本当に楽しみです。

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公演概要

ミュージカル『ISSA in Paris』

■出演
海人(ISSA): 海宝直人
小林一茶: 岡宮来夢
ルイーズ: 潤 花
テレーズ: 豊原江理佳

中河内雅貴・染谷洸太[Wキャスト]
彩吹真央・藤咲みどり[Wキャスト]
内田未来
阿部 裕

森山大輔、塚本 直

井上真由子、岡田治己、尾関晃輔、加藤翔多郎、黒川賢也、木暮真一郎、斎藤准一郎、渋谷茉樹、島田隆誠、根岸みゆ、般若愛実、引間文香、深瀬友梨、古川隼大、武者真由、森 加織、大村真佑*、森田有希*(五十音順)*オンステージスウィング

中井理人・星 駿成・見﨑歩誠[トリプルキャスト]

■スタッフ
原案・作詞・作曲:モーリー・イェストン
脚本・訳詞:高橋知伽江
演出:藤田俊太郎
振付:ジュリア・チェン
音楽監督・編曲・キーボードコンダクター:森亮平
美術:松井るみ
照明:勝柴次朗
音響:山本浩一
映像:O-beron inc.
衣裳:前田文子
ヘアメイク:宮内宏明
歌唱指導:YUKA 田中俊太郎
オーケストラコーディネート:新音楽協会
稽古ピアノ:中野裕子 田端俊介
通訳:伊藤美代子
振付助手:チヒロ・カワサキ
演出助手:守屋由貴 大舘実佐子
制作:藤田早苗
制作助手:山内未央
舞台監督:倉科史典

■公演日程
2026年1月10日(土)~30日(金) 東京・日生劇場
チケット料金
【平日】S席15,000円 A席10,000円(全席指定・税込)
【土日祝千穐楽】S席16,000円 A席11,000円(全席指定・税込)
問合せ:梅田芸術劇場 0570-077-039 (10:00~13:00、14:00~18:00)
主催:梅田芸術劇場 後援:長野県・信濃町

2026年2月7日(土)~15日(日) 大阪・梅田芸術劇場メインホール
チケット料金
【平日】S席15,000円 A席10,000円 B席5,500円(全席指定・税込)
【土日祝千穐楽】S席16,000円 A席11,000円 B席6,000円(全席指定・税込)
問合せ:梅田芸術劇場 0570-077-039 (10:00~13:00、14:00~18:00)
主催:梅田芸術劇場 後援:長野県・信濃町

2026年2月21日(土)~25日(水) 愛知・御園座
チケット料金:S席15,500円 A席10,000円 (全席指定・税込)
問合せ:(株)御園座 営業部 052-222-8222(平日10:00~18:00)
主催:御園座

■企画・制作:梅田芸術劇場

■公演HP:https://www.umegei.com/issa2026/

ストーリー

現代の東京に住む、シンガーソングライターISSAこと海人。海人は突然の母親の死から立ち直れず、呆然自失になっていた。そんな中、命の儚さをうたった小林一茶の「露の世は露の世ながらさりながら」の句が脳裏に浮かぶ。
また、海人の母は、一茶には消息不明とされる「空白の10年」があり、その期間、鎖国の日本をひそかに抜け出してパリへ行っていたという仮説をたてていた。海人は天才俳人が日本で小林一茶と名乗るまでの「空白の10年」に一体何があったのかを突き止めるため、そして自分自身が前に進むためにパリへ旅立つことを決める。海人はパリに行き、何を得るのか。そして、小林一茶の10年には何があったのか。2人の青年が時空を超え、パリで出会う、ファンタジー・ミュージカル。

キャラクター紹介

■海人/ISSA:海宝直人
正体を隠し、「ISSA」としてYouTubeで活動しているシンガーソングライター。
デビュー曲がバズり一世を風靡するも、スランプに陥り、曲が書けなくなって10年。
誰にも会わず、部屋に閉じこもる日々を送っていた。
そんな彼のもとに届いた母の訃報。そして思い出す、母が好きだった一つの俳句。
「露の世は露の世ながらさりながら」それは、止まっていた海人の時間を再び動かすきっかけとなった。
母が生前追い続けていたのは、俳人・小林一茶がかつてパリに渡っていたという仮説である。
その夢のような物語を信じ、海人は引きこもり生活から一歩踏み出し遠く離れたパリに向かう。
大切な人を失った悲しみ、自分を見失ったままの孤独、そして止まったままの音楽。
その答えは、時空を超えた旅の先に──。

■小林一茶/弥太郎:岡宮来夢
江戸後期の俳人、小林一茶。本名弥太郎。
名句を残す彼にも、歴史が語らない「空白の10年間」がある。この期間、実は鎖国ニッポンを飛び出し、ヨーロッパに渡っていたという、海人の母が追い続けた仮説が実際にあったかもしれない。
異国への憧れを抱いた弥太郎は、出島からオランダ船に乗り、波乱の時代の真っただ中、パリにたどり着く。
そこで運命の女性テレーズと出会う。しかし時はフランス革命の足音が近づく1788年。
民衆は、世の無常を嘆き、自由と平等を求め、身分制度の打破を目指し、戦いの準備を進めていた。
その中にテレーズもいた。
一茶には帰国の日が近づいていたが、一緒に革命に参加しテレーズと運命を共にする決意を固める。
その時、時空を超えた奇跡が起きる。

■ルイーズ:潤花
海人がパリで出会う、フランス人の父と日本人の母をもつ現地ガイドの女性。
彼女の本業は振付家で、日本の俳句や民謡をラップと融合させ、独自のスタイルで踊る革新的なパフォーマンスを展開している。母の遺した研究を手がかりに小林一茶の謎を追う海人に関心を抱き、彼の探究に協力する。

■テレーズ:豊原江理佳
弥太郎がパリで出会う女性。
表の顔は舞台女優だが、その裏では、密かに革命運動にも身を投じている。
ある日、占い師に告げられた不思議な予言から、弥太郎との出会いに強い運命を感じる。
動乱と変革が訪れるフランス革命の時代、異国の地で戸惑う弥太郎を支え、心の拠り所となっていく。

Rie Koike