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奇な運命をたどる双子の物語 ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』上演決定!

1983年のイギリスでの初演以降、ウエストエンド、ブロードウェイをはじめ、ドイツ、オーストラリア、韓国などで上演され、巧みなストーリー展開と楽曲の素晴らしさを最大の魅力としながら、階級社会を背景に親と子、兄弟の絆、人間の運命という、国境を越えた普遍的なテーマをもつ、ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』。
2026年3・4月、シアタークリエにて、東宝製作作品としてはおよそ17年ぶりに、日本版の上演が決定。

演出を務めるのは、演劇界を代表する演出家の1人、日澤雄介。
出演は、小林亮太と渡邉蒼がWキャストでミッキーを務め、エディを山田健登と島太星のWキャストと、ミュージカル界で最も注目を集めるフレッシュな顔ぶれが揃いました。
また、ミッキーとエディの幼馴染・リンダには小向なる、ミッキーの兄・サミーには秋沢健太朗。謎の語り手として登場するナレーターには東山義久、戸井勝海がミスター・ライオンズを演じます。 そして、エディを引き取り育てるミセス・ライオンズ役には、瀬奈じゅん。 ミッキーとエディの生みの親でミセス・ライオンズへエディを引き渡すミセス・ジョンストンは安蘭けいが務めるなど、実力派のキャストが揃いました。

演出:日澤雄介 コメント

まずはじめに、この『ブラッド・ブラザーズ』を演出できることを光栄に思います。
40年以上前の作品ですが、今なお色褪せずに私たちに感動を与えてくれるこの作品は個人の思惑と共に私たちを取り巻く社会とも密接につながっています。
そして、社会における格差や不平等の問題は残念ながら2025年の私たちに鋭く突き刺さります。
その中で運命に翻弄される双子。そして、母親の存在。
寓話のようでいてどこか生々しい物語を、飛躍と共に冷徹な感情表現の融合を目指してキャストの皆さまと丁寧に作っていければと思っております。

ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』

<出演>
ミッキー:小林亮太/渡邉蒼(Wキャスト)
ジョンストン家の8番目の子として双子で誕生。貧しい家庭で育ち、やがて 運命に翻弄される青年。

エディ:山田健登/島太星(Wキャスト)
ミッキーの双子としてジョンストン家に生まれるが、ライオンズ家に引き取られ 裕福な環境で成長する。

リンダ:小向なる
ミッキーとエディの幼なじみ。二人の運命に深く関わる存在。

サミー:秋沢健太朗
ミッキーの兄。破天荒でトラブルメーカー的な性格。

ナレーター:東山義久
物語を導く謎の語り手。

ミスター・ライオンズ:戸井勝海
ミセス・ライオンズの夫。裕福な家の主人。

ミセス・ライオンズ:瀬奈じゅん
ミセス・ジョンストンの雇い主であり、子に恵まれずエディを引き取る。

ミセス・ジョンストン:安蘭けい
大家族を抱える母であり、ミッキーとエディの実母。苦渋の選択を 迫られる。

菊地まさはる 白鳥光夏 菅井理久 田代明* 千葉由香莉 花咲まこと* 平山トオル

*(スウィング)

<スタッフ>
脚本・音楽・歌詞:ウィリー・ラッセル
演出:日澤雄介

翻訳:伊藤美代子
訳詞:小林 香
音楽監督:松田眞樹
振付:北尾 亘
美術:長田佳代子
照明:松本大介
音響:山本浩一
衣裳:半田悦子
ヘアメイク:柴崎尚子
歌唱指導:tekkan
稽古ピアノ:久野飛鳥
バンドコーディネート:東宝ミュージック
演出助手:長町多寿子 小貫流星
舞台監督:和田健汰

制作 いとうちえ
プロデューサー:増永多麻恵、柴原 愛

<公演スケジュール>
2026 年3月9日~4月2日 シアタークリエ
2026 年12月20日(土) 一般前売開始予定

ツアー公演
2026 年4月 大阪 サンケイホールブリーゼ

<公式サイト>
https://www.tohostage.com/blood_brothers/

Rie Koike