Reading Musical「BEASTARS」episode 1、東京公演開幕!意気込みコメント&舞台写真が到着!

2024年9月に上演し、高い評を得たReading Musical「BEASTARS」が、2025年9月28日より東京・大阪にて再び上演。

板垣巴留原作の『BEASTARS』 (秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)は、「マンガ大賞2018」第1位にはじまり、主要マンガ賞4冠受賞。その後、アニメ版では190カ国以上で配信され、人気を博した超話題作。肉食獣と草食獣が生活・共存をする世界を舞台に、全寮制の学校「チェリートン学園」へ通う動物たちの、人間社会ともシンクロする“葛藤・苦しみ・悲しみ”といった情感を、<歌と朗読>、<生演奏>、<パフォーマンスとダンス>で鋭く描き出し、新たな『BEASTARS』の世界が、ステージで体感いただけます。

出演は、ハイイロオオカミの少年レゴシ役<歌い手・読み手>を、俳優としてジャンルを超え第一線で活躍し続ける三浦涼介が演じます。そして、学園のカリスマ的存在でアカシカのルイ役に崎山つばさ。作品のストーリーテラーとしての役割も兼ねるラブラドールレトリバーのジャック役に風間由次郎。ドワーフ種のウサギのハル役、梅田彩佳と真山りかをWキャストで配役。主人公レゴシと同じ種族ハイイロオオカミのジュノ役を、美弥るりかが演じます。
また、本作Reading Musicalでカギとなる各キャラクターの心を表現する<パフォーマー>には、村田 充、速川大弥、竹井未来望、MITSUKIといった実力派俳優たちが名を連ねます。

脚本は、2022 年文化庁芸術祭・演劇部門優秀賞を受賞した西森英行。演出を、話題の作品からブロードウェイミュージカルまで様々手掛ける元吉庸泰が務め、作品を作り上げます。さらに、ミュージカル『イザボー』、『町田くんの世界』、『鬼滅の刃』などの舞台音楽を手掛けてきた和田俊輔が本作での作曲・音楽監督を行い、ヤマザキタケルが本番演奏で参加。

この度、出演者意気込みコメントと舞台写真が到着しました。

意気込みコメント

三浦涼介<レゴシ役/歌い手・読み手>
いよいよ初日の幕が上がります。お稽古でパフォーマーの皆さんと合わせた時の一体感や感動、ワクワクをお客様にきちんとお届けできるように精一杯努めたいと思います。『BEASTARS』が大切で大好きな作品になりました。その思いも込めてお届けできたらと思います。リーディング作品には何度か携わらせていただいていますが、すごく難しいと感じます。でもそこにきちんと心があればお客様に伝わるはず。パフォーマーの皆さんや音楽の力も借りて我々が表現できることを、心を込めて精一杯演じていきたいと思います。

崎山つばさ<ルイ役/歌い手・読み手>
無事に初日が幕を開けられそうなことをすごく嬉しく思います。それぞれが役割や想いを抱きながら、色々な方に見ていただきたいという欲望をむき出しにして頑張っていきたいです。

風間由次郎<ジャック役 ほか/歌い手・読み手>
僕の役が一番お客様目線でいられると思うので、そこを意識しています。また、元吉さんから最初に言われた“本を読む意味”、“読み聞かせていること”を大切にしています。日々の違いみたいなものを感じながら、何があってもこの物語を読み聞かせるということを意識していますね。あと、タイトルに「episode 1」とついた意味についても、語り継いでいってほしいという思いなどを届けられたら。

梅田彩佳<ハル役(Wキャスト)/歌い手・読み手>
印象的だったのは、稽古の最終日に元吉さんから“ちゃんと共存して、孤独にならないようにしてください”と言われたこと。『BEASTARS』の世界でも、私自身も共存しようと思って、皆さんのことがより好きになりました。毎公演大切に演じていきたいと思います。

真山りか[私立恵比寿中学]<ハル役(Wキャスト)/歌い手・読み手>
リーディングミュージカル初挑戦で、ハルちゃんのように1匹ウサギになってしまったらどうしようと不安に思っていました。でも、皆さんがすごく気さくに話しかけてくださって、安心したと同時に足を引っ張らないように頑張らなくちゃという気持ちで走ってきました。面白い部分をたくさん勉強して初日を迎えたいです!

美弥るりか<ジュノ役/歌い手・読み手>
一人での歌稽古を経て、読み手の皆さんと合わせて、パフォーマーの皆さんと合流してからはすごく濃い時間でした。皆さんからいただくインスピレーションがすごく多くて、共存しつつ、皆さんに影響を受けて変わっていくんだなと。短い時間でも作品の進化を感じられました。新しい形のリーディングだと思うので、お客様が入ってからの空気を味わうのが楽しみです。

村田充<レゴシ役/パフォーマー>
読み手の皆さんの声と素晴らしい楽曲、音に寄り添って、丁寧に舞台に立ちたいと思います。パフォーマーの役作りについては、振り付けの塩野(拓也)さんから、我々は読み手の皆さんの影のようなテーマだと伺いました。なるべく直線的な動きを意識したり、引き算を大切にしたり。自分の欲を抑え込み、原作に感謝しながら丁寧にやってきました。

速川大弥<ルイ役/パフォーマー>
僕は二回目の出演ですが、俳優である自分がルイのパフォーマーを演じる意味を考え、もう一段階進化した姿を見せられたらと思って稽古してきました。読み手とパフォーマーと演奏者の共存と共栄を感じていただけたら嬉しいです。

竹井未来望<ジュノ役/パフォーマー>
今回初めての出演で、身体表現だけで役を演じるのも初めてです。空気を感じながらフィーリングでできている感じが楽しいですし、挑戦的でもあって、毎回新鮮です。

MITSUKI[ミームトーキョー]<ハル役 /パフォーマー>
舞台自体も経験したことがなかったんですが、それを感じさせないくらいのパフォーマンスをして皆さんを驚かせたいです。ハルちゃんは読み手が二人で演じているので、日によってそれぞれのハルちゃんを届けられたらいいなと思っています。

<Story Artist>髙澤礁太
今回はダンサーではなくストーリーアティストと表記されているので、その意味や新たなメンバーと一緒にやっていることなどを考え、また違う物語への入り込み方をしています。本番でも新たな発見が出てくるんだろうなと思っています。

<Story Artist>松岡歩武
読み手とパフォーマーのレイヤーが分かれているのは特殊な空間で新鮮でした。読み手さんと合わせた時に、違う道だけど調和する瞬間もあった。その和を大切にお届けしたいです。

ステージレポート

2024年9月に上演し、高い評価を得たReading Musical「BEASTARS」。今年年9月28日(日)より、新たなメンバーを迎えて開幕した。

Reading Musical「BEASTARS」は、「マンガ大賞2018」第1位をはじめとする漫画賞4冠を果たし、世界190ヵ国以上でアニメの配信がされた板垣巴留原による人気漫画『BEASTARS』 を、歌と朗読、生演奏、パフォーマンスとダンスで描いた作品だ。脚本・西森英行、演出・元吉庸泰がタッグを組み、作曲と音楽監督を和田俊輔、本番での生演奏はヤマザキタケルが担当する。初日を前に、ゲネプロと取材会が行われた。

今回の公演においては、<歌い手・読み手>としてハイイロオオカミの少年レゴシ役を三浦涼介、学園のカリスマ的存在・アカシカのルイ役を崎山つばさ、ストーリーテラーも兼ねるラブラドールレトリバーのジャック役を風間由次郎、ドワーフ種のウサギのハル役を梅田彩佳と真山りか(Wキャスト)、レゴシと同じハイイロオオカミのジュノ役を美弥るりかが演じる。

三浦は繊細ながら力強い歌唱と朗読で、気弱で孤独だったレゴシの成長を丁寧に見せる。ゲネプロでヒロイン・ハルを務めたのは梅田彩佳。見た目こそ可愛らしいが強気で奔放なウサギをチャーミングに演じた。
崎山はルイのカリスマ性と威厳、心の奥にある葛藤や闇を深みのある声で表現し、美弥は明るく溌剌としたジュノをキュートに見せる。そして風間は、元気でまっすぐなジャック、物語を動かす様々な動物たちを入れ替わり立ち替わり表現した。

また、各キャラクターの心を表現する<パフォーマー>には、村田 充、速川大弥、竹井未来望、MITSUKIといった実力派が集結し、<Story Artist>の髙澤礁太と松岡歩武が様々な動物たちを身体表現で描き出す。気弱な少年が自らの力や欲望を知って変化していく過程を見せる村田、跳ね回るような動きが可愛らしいMITSUKI、凛とした上品な姿が印象的な速川、可愛らしさと力強さを表現する竹井。さらに、草食動物から肉食動物まで幅広く表現するとともに、パフォーマーのサポートも行う髙澤と松岡が加わって歌い手・読み手が紡ぐ作品の世界を広げ、ワクワクする物語を作り上げていた。

©Reading Musical「BEASTARS」2025製作委員会/撮影:鈴木崇志

配信情報

9月30日の公演のマチネ公演/ソワレ公演にて、全景orスイッチング映像を選べる<生配信>を実施。

配信先:ニコニコ生放送 https://dwango-ticket.jp/project/G1ewcbxeaI
配信形態: ライブ+見逃し配信

配信日程
9月30日(火) 13:00公演【真山りか】=視聴期間:2025年10月7日(火)23:59まで
9月30日(火) 18:00公演【梅田彩佳】=視聴期間:2025年10月7日(火)23:59まで
*後日アーカイブ配信あり。
*視聴料金などの詳細は、公式サイトよりご確認ください。

公演概要

Reading Musical「BEASTARS」episode 1

■原作: 板垣巴留『BEASTARS』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)

■脚本: 西森英行
■演出: 元吉庸泰
■作曲・音楽監督: 和田俊輔
■歌唱指導: 山野靖博・塚本 直
■振付・ステージング: 塩野拓矢(梅棒)

■出演
<歌い手・読み手>
三浦涼介
崎山つばさ/風間由次郎
梅田彩佳・真山りか[私立恵比寿中学] *Wキャスト
美弥るりか
<パフォーマー>
村田 充/速川大弥/竹井未来望/MITSUKI[ミームトーキョー]
<Story Artist>
高澤礁太/松岡歩武
<演奏>
ヤマザキタケル ほか

<スイング>
伊藤里紗<歌い手・読み手>、渡邊 気<歌い手・読み手>

■料金: 全席指定10,200円(税込)
※全席指定/前売り&当日共<未就学児入場不可>

■東京公演: 2025年9月28日(日)~10月2日(木)
シアター1010
■大阪公演: 2025年10月11日(土)~13日(月・祝)
COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

※Wキャスト、アフタートーク、フォトセッションの日程は公式HPにてご確認ください。

■企画: citrolemon
■主催: Reading Musical「BEASTARS」2025製作委員会

■公式HP:rm-beastars.com
■公式X:@bstmusical
#Bミュ

■公演に関するお問い合わせ:rmbeastars@gmail.com

©板垣巴留(秋田書店)/Reading Musical「BEASTARS」2025製作委員会

Rie Koike