ミュージカル『ダブル・トラブル』は、映画音楽で大ブレイクを狙う作曲家の兄ジミー・マーティンと作詞家の弟ボビー・マーティンのソングライターコンビの兄弟が、恋に仕事に大奮闘する姿が描かれる抱腹絶倒のミュージカルコメディ。
出演者はたった2人、演奏はピアノだけというシンプルな構成で、次から次へと現れる登場人物、およそ10人もの人物を2人の俳優が演じ分けます。
日本では、2021年、2022年、2023年に実力と個性を兼ね備えた魅力的なキャストたちの出演で連続上演されました。
約3年ぶりとなる今回の続編は、脚本・楽曲書き下ろし。演出にウォーリー木下、音楽監督に落合崇史、振付にTETSUHARU、本間憲一という、日本版ミュージカル『ダブル・トラブル』の初演を手掛けたクリエイター陣が揃い、翻訳・訳詞には今作から初参加となる福田響志を迎え、世界初演となる続編『TAKE2』に挑みます。
[演出] ウォーリー木下
NYで「ダブル・トラブル」を作ったウォルトン兄弟が、日本版の「ダブル・トラブル」を見て、いたく感動してくれて、ぜひ続編を作りたいと言ってくれた。脚本から楽曲・歌詞すべて書き下ろし。前作以上にハチャメチャでハッピーなミュージカルが海の向こうから続々届き始めている。こうして、日本版が世界初演というあまり聞いたことのない企画が実現することとなった。なので、これが「オリジナル演出」になるわけで、その名に恥じぬよう挑もうと思う。お楽しみに。
[兄・ジミー]越岡裕貴
僕は、Team Fでメンバーの松崎祐介と一緒に出演しました。初演で福田と辰巳がやっているのを観て、大変そうだから絶対にやりたくないなと思っていたのですが・・・(笑)。
僕らの時は、ウォルトン兄弟(脚本・作詞・作曲)が初日に観に来てくれていたのですが、ハプニングでカツラが飛んでしまったときに客席で2人が大爆笑しているのが聞こえてきたことを覚えています。 2人で何役も演じなければならないので、実際にハプニングがたくさんおきますが、これもウォルトン兄弟からの挑戦状だと思っています。
これまでいろんなコンビで上演されていますが、演じる人によって全然違う作品になっていたので、今回も僕らと原田さんと室くんの2人も全然違う作品になるのではないかと思います。
『ダブル・トラブル』というくらいですから、数々のトラブルに巻き込まれるので、会場でお客様も一緒にワタワタして楽しんでもらえたら嬉しいと思います。
[弟・ボビー]辰巳雄大
僕は2021年の初演の時にメンバーの福田悠太と一緒に出演させていただきました。
僕らの時は、舞台上のピアノの鍵盤の上にカメムシがいたけれど、なんとか乗り切ったというトラブルが起きたことがありました(笑)。『ダブル・トラブル』というタイトルそのまま、何か起こるのがこの舞台でもあります。 2人で何役もこなすので、舞台裏での衣裳替えは衣裳さんと僕らはまるでF1のピットインみたいな状況ですが、舞台上ではそれを感じさせない どうなってるの?なんで?と思わせるようなトリックがあったり、それだけではない話の面白さがあったり、身一つでどれだけの役を演じてどれだけ皆さんに楽しんでいただけるか、まるで落語のような世界だと思っています。
また、演じてみて気づいたのは、これは兄弟の悪ふざけだな、と(笑)。兄弟でお互いを笑わせあっているんだなと思ったので、お客様を笑わせるのはもちろんですが、全力でコッシーを笑わせに行きたいと思います! TAKE2は世界初演なので、衝撃の瞬間はまず皆さんに観ていただきたいと思っています。劇場で一緒に楽しみましょう!
[兄・ジミー]原田優一
初演の立ち上げメンバーとして演らせていただきました。脚本と音楽はあるけれど、日本版としてゼロから創り上げなければならないということで、初日開かないんじゃないかな?というくらい大変だったことを覚えています。
この作品は、踊るし、歌うし、いろんなジャンルのお芝居もするし、いろいろな要素がつまっているので、やること満載で、覚えること満載なので私のすべてを総動員しないと太刀打ちできないミュージカルです。 室さんは、明るい人、おちゃめな人という印象です。そんな室さんと一緒に創れることが幸せだなと思います。 お客様に客席でスカッとして家路についていただけるような、面白かったねって思っていただけるような作品が創れるように頑張ります。
[弟・ボビー]室 龍太
僕は2022年~23年の冬に出演させていただいたのですが、とにかくハチャメチャで、必死でした。自分はあまり歌は得意な方ではないですし、タップも本格的なタップを経験したのは『ダブル・トラブル』が初めてだったので、全部初めてのつもりでやったことを覚えています。
原田さんは、舞台で一方的に見ていて、すごく多彩で面白い方というイメージはありましたが、初めてお会いした時に実際は物静かな方なのかな、と思いました。今回、原田さんから面白いところを盗みたいなと思っています。 TAKE1よりも絶対に面白くなると思っています!TAKE3につなげるくらいの気持ちで挑みたいと思います!
脚本・作詞・作曲 ボブ・ウォルトン&ジム・ウォルトン
翻訳・訳詞 福田響志
演出 ウォーリー木下
音楽監督 落合崇史
振付 TETSUHARU 本間憲一
ピアノ 中原裕章 中西 司
出演
兄ジミー・越岡裕貴(ふぉ~ゆ~) × 弟ボビー・辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)
兄ジミー・原田優一 × 弟ボビー・室 龍太
※出演スケジュールは公式HPにてご確認ください。
企画・製作 シーエイティプロデュース
●東京公演(保谷)
日程 2026年2月8日(日)~10日(火)
会場 タクトホームこもれびGRAFAREホール(保谷こもれびホール) メインホール
一般発売 2025年11月16日(日)予定
チケット料金 全席指定10,000円(税込) ※未就学児入場不可
お問い合わせ チケットスペース 03-3234-9999(10:00〜15:00 ※休業日を除く)
主催 タクトホームこもれびGRAFAREホール(指定管理者:(株)ケイミックスパブリックビジネス)/ シーエイティプロデュース
●大阪公演
日程 2026年2月14日(土)~15日(日)
会場 サンケイホールブリーゼ
一般発売 2025年11月16日(日)予定
チケット料金 全席指定11,000円(税込) ※未就学児入場不可
お問い合わせ ブリーゼチケットセンター 06-6341-8888(11:00~15:00)
主催 サンケイホールブリーゼ
●東京公演(有楽町)
日程 2026年2月20日(金)~3月8日(日)
会場 I’M A SHOW(アイマショウ)
一般発売 2025年11月16日(日)予定
チケット料金 全席指定11,000円(税込) ※未就学児入場不可
お問い合わせ チケットスペース 03-3234-9999(10:00〜15:00 ※休業日を除く)
主催 シーエイティプロデュース
<アフタートークショー>
大阪:2月14日(土)17:00公演 越岡裕貴、辰巳雄大
東京(有楽町)
2月24日(火)18:00公演 越岡裕貴、辰巳雄大
2月27日(金)18:00公演 原田優一、室 龍太
3月3日(火)18:00公演 越岡裕貴、辰巳雄大
3月5日(木)18:00公演 原田優一、室 龍太
3月6日(金)13:30公演 原田優一、室 龍太 (ゲストあり) <2021年からシリーズ通算200回記念>
公式サイト https://www.musical-wtrouble.jp
公式X @wtroublejp